さて、いきなりですが、コミュニケーション革命というのは、最近よく聞かれる言葉です。これについて考察したいと思います。
僕はコミュニケーション革命は、いくつかのフェーズに分かれると考えて今宇s。まず、第一フェーズは、個々人の意識の変化であると考えています。
初めてE-MAILをやりとりした時、はなちゃんがひとりごとのページに書いているように、非常に嬉しかったと思います。
そして、その時、非常に特別なことをしている気になります。実際面倒な手間をかけてE-MAILを読みますよね。
僕自身が、現在E-MAILを読む意識というのは、朝起きてポストから新聞を取りだし、それを読むのと同じことになっています。また、家に帰ってきてからE-MAILを読むのは、家についてポストをのぞき、手紙が来ていないかチェックするのと同じなんですね。
これが「コミュニケーション革命」の第一フェーズなのだと思います。つまり、E-MAILを特別な手段としてではなく、日常的な手段としてのコミュニケーション及び情報収集の手段として使うようになる意識変化、これが第一フェーズなのだと思うのです。
E-MAILがなくても生きていける、とよく言われます。では、新聞を読まなくても生きていける、もしくは郵便を使わなくても生きていける、というのは同義だと思いますか?僕は思います。新聞がなくても、他の手段を使えば同じ情報を入手できるし、郵便がなくても連絡は取れます。
個々人の中で意識が変化することによって、その人の中でコミュニケーション及び情報種週の手段にThe Internetが位置づけられます。第二フェーズはそれからだと思います。
では、第二フェーズは何か、というと、実はまだ自分の中で考えがまとまっていません。まとまり次第、掲載したいと思いますが、現在の第一フェーズは、数年の間に、市民権を得ることでしょう。つまり、新聞・電話・ラジオ・テレビが初めて現れた時のように、今はまだThe Internetの定義付けが完全になされていないだけで、時間がたてば新聞・電話・ラジオ・テレビと同列に並ぶようになるはずです。
また、よく聞かれることでは、「The Internetはテレビや新聞に取って代わられる」ということですが、これも僕は間違っていると思います。初めてテレビがでてきたときも、新聞がなくなるとか、人間に良い影響を与えないとか、言われていたのですが、実際はどうかというと、今そんなことを言っている人はいませんよね。The Internetも絶対にそうなると思っています。