PCを安定して使うには

今日「日経バイト」という雑誌を読んでいたら、「ハングアップの謎を解く」という特集がありました。非常にためになると思うので、ちょっと紹介。

PCを一度起動してから長時間使っていると、不安定になりやすい、というのは割と知られていると思います。それはなぜか、というと、「メモリリーク」という現象が起こっているからだそうです。

「メモリリーク」のリークは情報をリークする、のリークで、日本語では「漏洩する」と言う意味。つまり、様々なソフトを使っていると、徐々にメモリが漏れていくのです。漏れていく、とはどういうことかというと、使えるメモリが少なくなっていくのです。16MB載っているPCでも、メモリリーク量が3MBなら、結果として使える領域が13MBに減ってしまうと言うこと。

これを防ぐには、時々再起動すること。特に巨大なソフト(PhotoshopやAccess、一太郎など)を使ったあとは、再起動すると、不安定になりにくくなります。面倒だとは思うけど、フリーズの可能性を減らすには効果があります。特にメモリがもともと少ないPCを使っている場合はおすすめです。

MicrosoftのInternet Explorer4.0をインストールしたときに、長時間使っていると落ちやすくなる、という話を聞きましたが、それは上記の「メモリリーク」が原因だと思います。

しかし、日経バイトの記事によると、Netscape Navigator 4.03を一度起動すると、330KBもリークするそうです。ちなみに、MSのWordでは03KB、Excelでは3KB、Internet Explorer 3.02で7KB、一太郎で7KBだそうです。Netscapeが一番メモリリークするとはびっくりです。たぶんIE4.0でも、Netscapeほどの量をリークしたりはしないでしょう。これを考えると、IEを使った方が何かと快適&安定してPCを使えるように思えてきます...。実際、起動するときも、IEの方が断然早いし。もっとNetscapeには頑張って欲しいですね。