今日は卒論の発表の準備(火曜日なのだ)のために、一日中家に缶詰...。食べるものがあったので、本当に家から出ませんでした。写真も、毎日同じじゃ芸がないので、今日はうちのPCを写してみました。いつもここで作業をしています(笑)。
卒論は、「原子力行政の是非」です。僕のスタンスは原子力反対。ただ、感情論での反対や、急激な反対論者ではないし、それでは卒論が書けないと思っているので、とりあえず今の原発施設を運用しつつ、徐々に縮小していく、というのが僕の考えです。
原発が非常に危険で、技術的に余裕がないのはもうわかっていると思うし、それを論点にするのは、文系の僕が書くものでもないのでやめました(笑)。
では、どういう論点かというと、原子力行政の問題点を上げ、それの改善策を考えること、また世界的にも原子力路線は縮小されているので、日本もそれに従って縮小に向かう。それを支えるための証拠として、カルフォルニア州の州都サクラメントにある、電力公社の原子力廃止路線について取り上げたりしました。
この電力公社では、住民投票によって原子力を廃止にされたのですが、それで潰れることなくDSM(需要面規制)などを使って、経営を立て直したのです。つまり、原子力が無くても電力供給が可能であることを示した、世界で最初の模範になったのです。
これを参考にして、日本でも原発が廃止してもやっていけることを証明するのが第一点。
それから、行政側の問題として、情報隠し、事故後の対応、などを考えるつもりです。「もんじゅ事件」では、事故そのものもさることながら、証拠隠しが一番問題になりました。また、もし重大な事故が起こった場合の住民避難の対策が十分練られていない、地元自治体に情報が流れるのが遅すぎる、などの問題もあります。そういうものを研究しようと思っています。
ただ、なんかやる気が起きない(^^;。もう少し頑張らないと、と思っているのだけど...。おもしろいテーマなんだけど、最後にどういう結論を持って行くべきか、悩み始めているのです。うーん、火曜日の発表は大丈夫だろうか??