最近のゲームミュージック、あまり良いのはないなぁ。曲を作る上での制限が今のハードだとほとんどないのが裏目に出たのか。昔は最高三重和音で曲を作っていたりしたからねぇ。
それでも、「グランツーリスモ」のオープニングは良くできていると思う。ムービーにもあっているし。でも、それ以外はあまり頭に残らない。昔はファンタジーゾーンやアウトラン、アフターバーナーのように音楽を聴くのも楽しいゲームが多かった気がする。
パソコンや家庭用ゲーム機でも。ドラクエも3までは良かったけど、それ以降はあまり、という感じ。3のエンディングテーマなんか、第三舞台の鴻上さんがオールナイトニッポンの企画のような形で、歌までつけて歌ってたなぁ(笑)。
あと、Ysシリーズや、ハイドライド3なども音楽がすばらしかった。ちょっと昔のゲームのWebを見ていたら、エニックスのAVG、「ジーザス」が載っていた。あれもすぎやまこういち作曲なんだけど、音楽がメインを占める位置の作りをしていて、ゲームを解いて非常に感動した覚えがある。映画のような流れの持って行き方をしていたんだよね、あの当時の良質AVGは。
Ysも、すばらしいよね。とくにIとIIは。リメイク版でも、原曲の良さは見失わず、うまくアレンジしていて嬉しかったな。あと、「夢幻戦士ヴァリス」という、女子高生が主人公のアクションがあったけど、これもかなり良かった。アクションなんだけど、ステージをクリアーするごとに挿話が入っていて、ちゃんと最後には悲しい一つの物語になるという。エンディングテーマもよく練られていて、悲しいながらもポジティブな雰囲気を出していました。
あとは、「トリトーン」のBGMも単調ながら結構好きだったかも(笑)。知る人ぞ知る、というゲームだけど。