僕の大好きな曲、TM-Networkの「7 Days War」。何で好きかというと、初めてTMと意識して聴いた曲であり、初めて邦画にも良いのがあるんだ、と思わせてくれた(そして今でも大好きな)「ぼくらの七日間戦争」の主題歌だったから。
そしてそして、それだけじゃなくて、なんと言ってもその歌詞が大好きなのです。
この「エッセイ」を読んでくれている人は、リピーターだけで20人くらいいらっしゃるのですが(いつもありがとうございます!)、結構会社勤めをしていらっしゃる人も多いと思います。
そういう方々ならわかって下さると思いますが、サラリーマンは社命に従ってなんぼ、というのが実状です。転勤を命じられたら従わざるを得ない(少しずつ変わりつつあるようですが)、部署替えを言われたら応じなければならない。たとえ本人の希望とかけ離れていてもね。他にも不合理なことがたくさんあります。それが「組織の論理」なのでしょう。
だけど、それを「サラリーマンなんて所詮は雇われ身分だから、仕方がない」とあきらめてしまうのって、寂しいと思うのです。本当にそれでいいの?と。もちろん、「仕方がない」ということによって、自分自身を納得させたり、不要にストレスをためないことにもなるのだと思います。それもすごくよくわかるのです。
「7 Days War」の中にこんな歌詞があります。
「7 Days War 戦うよ 僕たちの場所 この手でつかむまで
7 Days War Get place to live うつむかず生きるために
7 Days War Get place to live ただ素直に生きるために」
(原文全部載っけると著作権法違反なので、一部抜粋)
僕はこう生きたい!、と曲を聴いたとき思いました。それからすでに10年以上立ちますが、その時の気持ちは全然変わってないし、生きるスタンスも変わってないと思っています。
いきなり明日から自分の思い通りの会社に変える、なんてことはどうやったって無理です。でも、何かを10cm動かすことが出来なくても、何かを1mm動かすことはできるはず。僕はそう信じて、理想と現実のギャップを少しでも埋めていきたいと思っています。
あきらめるのはいつでも出来るはず。だったら、もう少しがんばってみたいと思いませんか?「大人」になるのはもう少し後でも良いじゃないかなと自分では思っています。「青臭いことなんていつまでもやってられない」というのなら、やっていられる間は青臭いままでいたい、と僕は考えています。
そう、ただ「素直に生きる」ために。