今日は音楽の話を書こうと思っていたのですが、先ほど関西の友達とICQで話していて、ふと書きたくなったネタが出来たのでそっちを優先。
今日は、阪神大震災からちょうど5年目。ということで、テレビや新聞でも特集が組まれていて、みなさんもいろいろ思っていることがあるんじゃないかなと思います。
5年前、僕は大学1年で、実のところ父親が死んで、その後のごたごたで人のことを省みる余裕は無かったんです。で、そんなときに大震災が起こって。当時は関西に友達はほとんどいなかったため、特に友達の安否を気遣う必要はなかったのです。だから、正直な話他人事でした。
そういう状況下で、僕の入っていた「紫法会」というサークルの2つ学年が上の先輩方数人は、「これから夜行でボランティアの手伝いに行って来る」と言って関西にいったのをとってもよく覚えています。その後帰ってきて、飲み会の席などでいろいろ向こうの状況を話してくれたんですが、詳細はちょっと忘れてしまいました。
とにかく、あのときは先輩方がとっても大きく、まぶしく見えたのをよく覚えてます。
昨年、ルミナリエが最後かも、という噂を聞いて(毎年そんな噂がでているらしいですが)今度こそ行こう、と思っていたんですが、それというのも、5年前に自発的になにも行動しなかった自分に対して、情けなかったのと、自分の中でけじめを付けたかったというか。言葉にするのは難しいのだけど。とにかくそんな風に思ってました。実際にはルミナリエは今年もやりそうだけど。
何か出来たはずなのに、何にもしなかった。そんな「引け目」があるため、今ではたくさん出来た関西の友達に対しても、実は大震災の話題は出したことがないんです。でも、今度会ったときに、少しずつ、聞いてみたい気がします。もちろん、忘れたい人もいるだろうから、そういう人にちゃんと気遣いながら...。