今日の日経新聞で、自由党の政策が一面分載っていました。選挙公報なんでしょうね。
そこに書いてあったのが、「一人一台、誰もが使えるような簡易型のインターネット端末を配る」というもの。
はー、未だにこんな政策で国民を釣ろうとしてるのねー、と思いました、はっきり言って。これって、ハコ物行政とかわんないじゃない。自治体に配るか個人に配るかの違いしかない。
だいたい、IT革命IT革命って、どの政党も叫んでるけど、本当に理解しているのかな?理解していたら、「画一的に」全国民に端末配る、なんて発想は出ないはず。だって数年で使えなくなるほど、IT革命の時の流れは速いんだから。数年も持たないかも。そんなものを配るなんてもったいない。
それに全国民に同じ端末を配布する、という点でそもそもおかしい。今は「個」が台頭している時代でしょう。なんでみんながみんな同じ端末なんてもらわなければいけないのかなー。そこがダメですね。国民がそんなん喜んで受け取る、と思っているんでしょうね、小沢さんとかは。
どうせなら昨年までのパソコン減税のように、インターネットアプライアンスに対して免税措置をとる、とかそういう税金の使い道の方がまだましだと思うんだけど。もしくはNTTをはじめとしたキャリアに対して一定限度の非課税措置をとるか、もしくはインターネットを活用する(もしくは希望する)家庭に対して通信費を補助するとか。
まー、あからさまに国民の目の前にニンジンぶら下げて、票を獲得しよう、というのが見え見えですね。だまされちゃ行けません。
とはいえ、自民党は森さんがトップである限り入れるべきではないし、他の政党もこれだ、というのもないし。今回の選挙はかなり悩みますねぇ。