最近はホント本読む暇がないです。定期購読の雑誌も溜まりっぱなし...。ああぁぁ。
本といえば、先日の「ラヴシーン」で読まれていた、「情熱と冷静の間のBlu」。これ、「つじひとなり」さんと江國香織さんが、それぞれ男性の主人公、女性の主人公の視点から本を書いている、という変わった本。つまり同じ題名でつじ本と江國本があるわけです。
で、江國香織は知っていたんだけど、「つじひとなり」って誰だろう?と思っていたら、これ「辻仁成」、つまり「つじじんせい」のことなのね。彼の本は読んだことがなかったから、そう読むとは知らなかったです。
もちろん、僕の知っている「辻仁成」とは、エコーズのヴォーカルとして。といっても、今時エコーズを知っている人の方がレアかもしれないですね。僕もすべての曲を聴いているわけではなくて、ある曲がとっても好きで、それで知っているだけなんです。
それが「ONEWAY RADIO」。とっても良い曲なんだけど、これとの出会いは、中学生の頃かかさず聞いていた、「鴻上尚史のオールナイトニッポン」のエンディングテーマだったのですよ。金曜第一部時代だから、これまたコアな鴻上ファンではないんだけど。コアは人は金曜第二部の時代を知っていますからね(笑)。
中学生のころは、ホント毎晩数時間ラジオを聴いて過ごしていたなぁ。富山に住んでいたため、LFとかの入りも日によって悪かったりするので、ラジオを改造して感度を上げてみたり(笑)。あ、LFとはニッポン放送のことです。
で、ANN(オールナイトニッポン)はその中でも良く聞き続けたわけ。鴻上さんと、月曜一部のデーモン小暮はほぼ毎週。それで、鴻上さんがその日の放送を終わるときに、「ONEWAY RADIO」をバックにして「良い夢を見ろよ」、といってそのままエンディング。これを聞かないと金曜の夜は寝れませんでした(笑)。
そうそう、実は未だに鴻上さんのANN、最終回のテープを持ってます!。電波の感度が悪いためにところどころ聞きづらいのだけど。その最終回のエンディングを迎えるときに、彼は初めて「良い夢を、見て『ください』」って、丁寧な表現だったの。それがなんともせつなくて。そのまま「ONEWAY RADIO」がフルコーラスで流れる、という。あ~、また聞き直したくなった(笑)。そんな時間は当然ないんだけども。
ということで、なかなか時間はとれないんだけども、なんとか「情熱と冷静の間のBlu」を2冊とも読もうと思ってます。夏の終わりまでにはなんとか...。