2本立て

今日は朝散髪に行って、すっきり爽快。それからアキバでキーボードを初期不良で交換してもらい、ついでに100BASE-TのLANボードを買ってきました。一枚1780円。めちゃ安い。さっき交換したけど、やっぱ転送が早くなりましたわ。理論上は10倍の早さだからね~。

で、午後から「上海ヌーン」、「M:I2」を見てきました。豪華二本立て。前者は有楽町、後者は茅ヶ崎で、だけど(^^;。どちらもアクション映画。なかなか楽しかったです。詳しくは近日中に映画日記を更新しますのでそちらで。

さて、今週のコンサートは浜崎あゆみファーストツアー第二幕、の延期公演。ホントなら第二幕の初日だったんだけどなー。それを狙って取ったんだけど。ちょっと残念。でも楽しみ。

最近読み終えた本です。

満里奈の旅ぶくれ たわわ台湾 渡辺満里奈
渡辺満里奈による、台湾旅紀行です。お茶と食べ物ばかりであまり名所とかは載ってないんだけど、これを読んだらとても台湾に行きたくなりました。現在日程調整中(またか(^^;)。

美と共同体と東大闘争 三島由紀夫・東大全共闘
1969年に東大で行われた、三島由紀夫と東大全共闘の討論会。読んでいて思ったのは、最初からお互いが理解不能ということを前提の上で、正反対の思想を持つ者同士が討論しているわけだけども、結局2時間強の討論の中でどんな「価値」や「思想」を生み出したのか、思想を「深化」させることができたのか、さっぱりわかりません。

一方が話した言葉を、もう一方が「意味が曖昧だから定義し直す」といい、さらにその定義された言葉が全然別の言葉で使われたり、拡大解釈されていたり...。論点があっちこっちに飛んでいて、さっぱり理解不能です。特に全共闘の方は複数の人間が発言しているため、同じ全共闘といってもみんな考え方がちょっとずつずれているから、相手方である三島はかなり大変そうです。

一番気になるのは、彼ら全共闘世代、というのはちょうど僕のオヤジの年代に当たるわけです。彼らは今、どのように暮らしているのか。彼らが忌み嫌った「ブルジョア階級」「体制側」になっているのではないだろうか。その時彼らの思想的一貫性というのはどうなっているのか?というところですね。特に東大卒なら、私学卒よりも彼らの嫌った「階級」に成りえる可能性が高いわけだから。もちろん、どんな風な思想的変遷をたどったにせよ、幸せに暮らしているのなら、それでいいんだけども。