かなり私信に近いけど。ここを見れば、レジストリを最適化するコトが出来ます。バックアップを取ってからおためしあれ。
それと、東大総長による名誉教授撤廃発言について。こないだ読んだ、「大学崩壊!」にも同じようなことが書かれていたよ。「名誉」教授だけじゃなく、ろくに論文を書かない教授はその職を解くべきだと思うんだけどねぇ。ウチの大学は、ほら、経営の方がうまいから(笑)、そう簡単につぶれたりはしないでしょう、残念ながら(^^;。
さて、大学ネタが続きますが、今日読み終えた本。
東大落城 佐々淳行
これは東大安田講堂での学生闘争について、実地で現場指揮を取っていた警備課長(当時)の佐々さんによるドキュメンタリー。
自分で見聞きしただけじゃなく、その後の機動隊員などからの感想文を元に、非常に克明に書かれています。
この本の終わりにも書かれているのだけど、全共闘世代と平成世代は非常に大きな断絶があるが、それは全共闘世代が自らの行動をを総括しないままうやむやの状態で学生闘争が終わってしまったからでは、と書いています。まさしくその通りで、学生闘争に関する書物って、案外少ないのです。歴史の授業で習うには近すぎるし。ちょうどウチの親の世代ではあるのだけど、ウチは両親とも高卒だから無縁。だから、なんとなくそんな出来事があったな、程度の認識しかないのです。
でも、未だに学生闘争の影響は、受けているんだよね。たとえば僕の母校、日大では学生生協がありません。これも日大闘争の際に学生生協が全共闘に関連していたから解散させられたらしい。以後、未だに無いまま。一部の学部で生協を作る動きが数年前にあったけど、それはどうなったのだろうか。
ということで、学生側ではなく、体制側からの視点ではあるけど、非常に好著だと思います。