夏休みの読書感想文

先週今週は文庫本をまとめ買いしちゃいました。夏休みだから、読書感想文用にコーナーが出来てるんですよね。そこでついつい。別に原稿用紙に感想書くわけじゃないのに(笑)

韓国財閥の興亡 池東旭
最近追っかけているテーマ、韓国の戦後経済について、財閥がどのような過程を経て生まれ、成長し、そして今衰退しつつあるのかについてまとめた本。

興味深い内容ではあるのだけど、文中に大量のデータが出てくるのはかなり読みにくいので、表形式にして載せてほしかった。その方があとで見返した時にも便利なのに。

長い長い殺人 宮部みゆき
宮部さんの長編小説。とはいえ、10個のショートストーリーがまとまって一つの長編を紡いでいる、なかなかの出色。そして語り部が10個の「財布」というところも、またおもしろいです。さくさく読めるので電車のお供に最適。

黄泉びと知らず 梶尾真治
「黄泉がえり」のアナザーストーリーを含んだ短編集。短編だとこの人の良さはわからないかも。あまりおすすめしません。

おいしいコーヒーの入れ方 I キスまでの距離 村山由佳
おいしいコーヒーの入れ方 II 僕らの夏 村山由佳
おいしいコーヒーの入れ方 III 彼女の朝 村山由佳
おいしいコーヒーの入れ方 IV 雪の降る音 村山由佳
おいしいコーヒーの入れ方 V 緑の午後 村山由佳
これこそ、横浜有隣堂にて夏の読書コーナーにあった本(笑)シリーズ物だったので一冊目を手にしてみて、ぱらぱらめくって、そのまま全部レジへ(^^;。

これがはまった!1冊あたり1時間半ほどで読めちゃうんだけど、5冊を昨日一日で読み終えました。

主人公のショーリの気持ちが痛いほどよくわかる。この本を読むには年をとりすぎているかも、とは思うけど。多分僕と同世代の人にはちょっとコドモすぎるかもしれません。20代前半までの感性でないと、物足りないかな。でも、かなり好きになりました。今後村山由佳は要チェックです。

英語で読み解くハーバードAMP 藤井正嗣
AMP関連では2冊目。こちらは実際に体験した方によって執筆されたモノ。とはいえ、内容としては入学前に配布されるNoteをあげながら、AMPにて何を学べるのか、今の日本人のビジネスパーソンには何が不足しているのか、ということを挙げているだけ。授業内容そのものについてはそれほどふれてないのが残念。