無接点の謎

ウチの会社、構内PHSといって、内線電話がすべてPHSシステムを使っているんですが、ずーっと疑問に思っていたことがありました。

それは、本体に、充電用の金属部分がないこと!携帯電話なら必ずある、電気の通り口、これがないんです。どうやって充電してるのだろう?と非常に不思議だったのですが。

これが「無接点電力伝送モジュール」による充電なのだということを最近知りました。本体・充電器にそれぞれコイルを用意し、磁場の変化でエネルギーを移す、つまり充電することが出来るんですね。すごい技術だけど、当たり前に使われているところがすばらしいです。

しかしこれまでこの方法では伝送効率が悪く(そりゃそうだ)、電力消費量が少ないPHSに使われることはあっても、毎日充電するような携帯電話ではほとんど使われることがなかったそうで。エプソンの新しい技術によって、携帯でも「無接点電力伝送」が出来るようになりそうです。そうするともっとデザインに柔軟性が出てくるんでしょうね。楽しみです。

http://www.zdnet.co.jp/news/0311/13/nj00_epson_device.html