以前SARS問題の時にも書いたと思いますが、日本の反応は過剰すぎますね。全頭検査をしない限り米国産牛肉は輸入しない、ってのはやりすぎ。
アメリカとしても日本市場に受け入れてもらうためだけに全頭検査をするのはコストがかかりすぎるし、手間暇もかかる。現実的な解ではありません。
それよりも、産地がどこで、どういう飼料でそだったかという生産履歴をちゃんと追えるようにして（今流行りの言葉で言えばトレーサビリティですね）後は消費者がその肉を食べるかどうかを判断すればいいと思うのですが。
多少のリスクがあっても米国産牛肉が食べたい人は、それを買えばいいし、リスクを取りたくない人は米国産牛肉を選ばなければいい。
輸入の段階でストップかける、っていうのはいかにも日本的というか。お上がすべてコントロールし、愚民には判断させない、という感じを受けます。やな感じですねぇ。