アンテナ感度

4月の異動後は、本当に物理的にプライベートの時間を作り出すのが難しくなりました。日々10~13時間ほど働く上に、往復4時間通勤。家にいるうち、起きてる時間は2時間未満という状態。一時は部屋が荒れ果てて腐るのでは?というほどでした。

最近は土日も隔週では確実に休めるので、なんとか人間らしい生活を営んでいますが。とにかく人一倍強いと自負していた、『アンテナ感度』がかなり落ちています。

新しい発見や新鮮な驚きを感じたり楽しむ時間が全然なく。そのため、こちらへの書き込みも断然減ってしまうのでした。だってネタの仕入れが出来てないんだもん。見知らぬ人と出会い、仲良くなる機会もめっきり少なくなり、人脈も狭まっているのを実感する毎日。これを人は「オトナになる」というのだろうか、と思ったりもします。

まだまだ「オトナ」にはなりたくないけど、必然的にそうならざるを得ない状況に陥り、もがいている毎日です。

そんな中でも、なんとか時間を作って、韓国ドラマは見続けています。今僕が一番詳しい芸能分野は韓流です。というか韓流以外のトレンドはさっぱりになってしまいました(^^;。

今観ているのはチェ・ジウ、リュウ・シウォン主演の『真実』。毎回ヤキモキしながら観ています。第一話目は正直期待はずれだったのだけど、見続けているウチに面白くなってきました。とはいえ、韓国ドラマの王道なので、筋書きは読めてますが。その予定調和がまた良いのです。

さて、『冬ソナ』を観た人も観てない人も、とにかくこの作品で近くて遠かった国、韓国を身近に感じているようです。その功績は十分に認めますが、僕に言わせれば気づくのに遅すぎる。僕は1999年の『シュリ』以降韓国文化・エンターテインメントに注目していて、昨年の夏までに5回ソウルを訪れてます。

なのに、『冬ソナ』で韓国にはまった、と思われてるのが心外。もちろん『シュリ』でも気が付くのが遅い方だと思いますが。

ちなみに次は華流です。たぶん。香港のみならず、最近は中国から世界に認められる映画人が増えていますから。中国・台湾・香港映画の次はそれぞれの国のテレビドラマが入ってくるのでは?と思ってます。いや、流行って欲しい、という願望に近いかも。