『天使と悪魔』読了

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『ダ・ヴィンチ・コード』の作者、Dan Brownのメジャーデビュー作品、かつ『ダ・ヴィンチ…』の主人公Robert Langdonのデビュー作でもあります。

『ダ・ヴィンチ…』同様、というかその前作にあたるだけあって、事実と虚構を上手くブレンドし、素晴らしいサスペンス小説となっています。

ボストンの自宅にいるRobert が早朝から呼び出されるのはスイスにある世界的に有名な物理学研究所、CERN。そこからローマを舞台にヴァチカン・カソリック対イルミナティという構図で物語が進んでいきます。

上下巻で合わせて700ページ以上あるのに、実質24時間程度の物語。そう、『24』のごとく。Jack Bauerもビックリです(笑)

最後の最後までどんでん返しがあり、引き込まれっぱなし。そしてこれを読むことでローマの様々な遺跡やヴァチカンの歴史について知らず知らず学んでいることに気が付きます。

出張ではあったけどローマへは1度行ったことがありました。だから読みながら街の風景が思い出されて、また強烈に行きたくなりました。この本はかなりおすすめです。『ダ・ヴィンチ…』をまだ読んでないならなおさらです。