下山さんの奥方は、出版の延長であるネットで、間違った情報は人を惑わすことでけしからん、と怒っていたらしいけど、雑誌や新聞、テレビも(下山さんには悪いけど(^^;)必ずしも正しい情報を載せているわけではないと思ってます。
むしろお金を取ってるくせに間違った情報を出したりしているのでたちが悪い。一部の新聞は、海外の雑誌の記事をただ翻訳して、いかにもニュースです的に載せていることもあったりするし。
ネットはインフラ代以外は基本無料。あとはそのコンテンツを入手した人の判断にかかります。
そういう意味では、今の世の中、情報を得ること自体は非常に安易になり、かつてのように一部の特権層や長く生きている人だけに知識が集まることが無くなっていて。
その代わり重要視されてくるのが、情報「量」ではなく「質」。本当に正しい、良い情報をいかにして得るか。これこそが今後の個人の情報処理能力で必要なものになるんでしょうね。
ちなみに香港では新聞だけで10数紙発刊されており、市井の人々は4〜6紙読んで、「真実」を捕らえようとしているそうです。
複数の情報から多面的に物事を捕らえる、というのは本質を見極める上で重要な技術だと思いますが、小難しいこと考えなくても香港人たちは実践しているんでしょう。歴史の中で翻弄された経験があるからでしょうかね。