RAID構成時のgrubインストール

今後用のメモ。今日一番はまってました。2台のHDDでRAID構成時、どちらかが故障した場合、片方のHDDのみで再起動させる方法として、それぞれのMBRにブートローダであるgrubをインストールする必要があります。

これはFedoraインストール時にRAIDを構成していても、1つ目のHDDにしか自動インストールしてくれないらしく、手動でインストールする必要があります。

で、googleで探しまくり、一番わかりやすかったのがここ。ミラクルリナックスのWebサイトでした。

ミラクル・リナックス:ブートディスクをソフトウェア RAID 1 (ミラーリング) に構成する際の注意

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2本目のディスクに GRUB をインストールするコマンドをあらためて紹介します。

(a) /dev/sda1 と /dev/sdb1 が /dev/md0 を構成し /boot パーティションとしてマウントされている場合

# grub
grub> device (hd0) /dev/sdb
grub> root (hd0,0)
grub> install /grub/stage1 (hd0) /grub/stage2 p /grub/grub.conf
grub> quit

(b) /dev/sda1 と /dev/sdb1 が /dev/md0 を構成し / パーティションとしてマウントされており、この中に /boot ディレクトリが含まれている場合

# grub
grub> device (hd0) /dev/sdb
grub> root (hd0,0)
grub> install /boot/grub/stage1 (hd0) /boot/grub/stage2 p /boot/grub/grub.conf
grub> quit
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この通り設定しているのになぜか動かず。四苦八苦していて、ようやく先ほど原因が分かりました。1つ目のHDDのSATAケーブルを引っこ抜いて障害発生環境を擬似的に作っていたのですが、それだけでは2つ目のHDDで起動せず。

実はSATA RAIDカードの1番目のポートと、2つ目のHDDをつなぎ替える必要があります。これは盲点でした。

ということは、実際に1つ目のHDDが故障したときは、ケーブルもつなぎ替える必要があるということ。結局障害発生時はサーバの元に駆けつける必要がありそうです(^^;。