『君に捧げる初恋』は今一歩

君に捧げる初恋

6月10日に公開したばかりのこの映画、11日に梅田で観てきました。公開翌日だからさぞかし混んでいるだろう…、と思いきや、そんなでもなかったです。やはり韓流ブームは去りつつあるのかな。

チャ・テヒョンとソン・イェジン主演のこの映画、実は韓国では2003年公開の映画でした。ソン・イェジンの映画は日本での公開順が逆ですね。昨年春の『4月の雪』(2005年)、次に『私の頭の中の消しゴム』(2004年)、そしてこの映画。知名度が上がるにつれて過去の作品が見直されているようです。

2003年というと、ソン・イェジン主演作品は、『冬のソナタ』で有名なユン・ソクホ監督作品のテレビドラマ『夏の香り』、そして『猟奇的な彼女』のクァク・ジェヨン監督の映画『ラブストーリー』。同じ年の作品でも『夏の香り』の方が大人びて見えるんですがなぜでしょう?

さて、『君に捧げる初恋』、青春コメディ、といった感じで、チャ・テヒョンと、ソン・イェジンの父親役のユ・ドングンが非常に良い味だしていますが、ソン・イェジンはヒロインといいつつも、あまり目立ちません。っていうか2人が目立ちすぎ(^^;。まぁビキニで泳ぐシーンがあったりして見せ場はありますが…。下ネタ多いし、ストーリーもちょっとコミカルすぎだな〜、ということで、今一歩という感じ。だから客足が少なかったのでしょうか?まぁDVDになったらレンタルで十分、でしょうかね。