「RD-A1はHD DVD付HDDレコーダ」。東芝DM社藤井社長
ITmedia D LifeStyle:いよいよ登場したHD DVDレコーダー、東芝「RD-A1」
どえりゃー値段で出てきましたね。大概初物はハイエンドなマシンから出てくるわけですが。39万8000円ですか…。と思ったら、発売延期とか…。
しっかし、ようやく現行DVDが普及したところなのに、次世代DVDと言われても、消費者は本当にそこまで求めてるんですかね。今まで買った資産はどうすればいいのでしょう?
思えばメディアの変遷には悩まされてきました。僕はぎりぎりLP/EPの世代。レコードですね。小学校の時で20枚くらい持っていたのですが、プレーヤーが壊れた時点でアウト。引っ越しのタイミングで廃棄してしまいました。ちなみに20枚のほとんど全てがジャッキー・チェンの映画のサントラか彼のアルバム(笑)数枚ドラクエの交響曲もありましたが。
平行してカセットテープ。こちらは、歌入りのテープを買うことは無く、もっぱらエアチェック(死語?)もしくはCDからのダビング用途で、今も一応動くデッキを持ってます。
そしてCD。実は父親が某T社の重役さんと幼なじみだったため、CDが発売された(1985年)直後くらいにプレーヤーをもらってました。しばらくはコンテンツの方がそろわなかったので、ほとんど使わなかったのですが、1987年位になるとCDが主流になりつつあったので、買うのはもっぱらCD。まぁこれは今でも主流。
さらにLD。こちらもT社からの頂き物(笑)VHSもあったけど、次世代はやっぱり光の円盤でしょう、ということでLDのタイトルも30枚くらい持っていたんですが、数年前、プレーヤーの故障と共に、新規にプレーヤーを買う気にもなれず、持っていたタイトルは全てヤフオクにて愛好家にお買い上げ頂きました。廃棄にならないだけましだったか。そういえばVHDは…。
MDはどうかな?と思って手を出さず、量産効果で値が下がるだろうとDATに手を出したのが失敗。こちらも相当数CDのコピーをしてきましたが、最終的にはCD-Rのコストが劇的に下がってしまい、あえなく廃棄。こちらはヤフオクに出すわけにもいかなかったし…。そういえばDCCは…。
PCでも、230MBのMO使ってましたがCD-Rの安さに、1度きりの使い捨てでもこちらの方がいいやと、数年前にMOも撤去。うーむ。ZIPとかJAZZとか手を出さなかっただけ、ましかな…。
という状況で、DVD、家には現在数百枚…。BOXで買うことが多いのでいちいち数えてませんが、これがまた使えないとなると困ります。もちろん、HD-DVDでもBDでも下位互換性を持って対応するんだろうけど。
思うに、消費者が欲しいのはパッケージや円盤そのものではなく(もちろんきれいなジャケットも欲しいという意見はあるだろうけど)やはりコンテンツが重要なわけで。新しいメディアが出る度に、「同じコンテンツ」を「新しいメディア」で買い直すことになるのはおかしくないですかね?そういえばDVDが出る前にはVIDEO-CDでも1枚だけコンテンツ持ってました。結局これはDVD版が出たときに買い直しました…。
一度買ったコンテンツは、メディアが変わってももらい続けることが出来る権利とか、値段が安くなる優待版とかがあると良いのに。PCのソフトでは数年間はアップグレード無料、とか、Upgrade版は優待価格でご販売、という売り方があるのだから、映画や音楽でもそういう売り方をして欲しいところですよね。
あと、前にもちらっと書いたけど、異なるメディア(たとえばDVDとUMD(PSPで使われているメディア))を1つのパッケージで売るとか。USでは一部のタイトルであるようですけど。利用者がいちいちメディア間の移し替えをするのもどうかなぁと思います。
コンテンツを楽しむ状況、機器の選択が広がっているのだから、販売側もそこを考慮してくれると消費者としては嬉しいなと、思うわけです。
実はこのエントリを書いたのは1ヶ月程前で、そのまま寝かせていたらこんなニュースが。
主眼は映画DVDではなく、新型・大容量メモリースティックの販促、の用ですが、まずは一歩前進、かもしれません。
K’
HD素材が必要なのは解像度の高いコンテンツを求めていると言うのもあるけど、多分大画面TVが影響してるんじゃないかな?
40インチ位のテレビでDVDを見ると露骨に画質が落ちるので。
テレビの画面が小さいうちはDVDでも問題なかったんだろうけど、大画面化が急速に普及してるのである意味仕方がないのかなと思います。
HD-DVDでもBDでも下位互換性は保障されてますの問題なく今までのコンテンツは見れると思いますよ。
でも数百枚のDVDなら何とかしてハードディスクに取り込んで(もちろんリッピングしてだけど)検索機能も充実したいですよね(笑)
しゅん
あががー。はるか昔、JAZZに手を出してしまった人です。当時、1GBのリムーバブルはとても魅力でした。
結局、同じようにJAZZに手をだした友人にメディアと本体を全部プレゼントして決着をつけたという苦い過去ありますです。
こーじ
K’
その指摘は別の方から来るかなーと思っておりました(笑)
確かに大画面液晶・プラズマ持っている人は、DVD画質じゃだめ、
って皆さん言いますね。
DVD、っていうかMPEG2の規格自体が20年近く前のものだから、
仕方が無いでしょうけど。
下位互換性はもちろん今回はBDもHD-DVDも取ってますが、
そのために各社光ピックアップを2つ乗っけてたりしますよね。
それってかつてのPC-98Doと同じ戦略では…?と思ってしまいます(^^;。
たとえがマニアック過ぎますが。
下位互換性を保つためには12cmの光ディスク、という物理的制約
がついてまわるので、いつかどこかのタイミングで互換性は
破棄されるのは間違いなく、その時持っているであろう資産を
どうすべきか、ってことが問題かと。
DVDのみならず、CD/CD-Rが800枚程度あるので、是非整理したいところ…。
しゅんさん
JAZZ手を出しましたか。技術的にすぐれているモノが必ずしも
デファクトにならない、というのが困りものですよね。
小型メモリーカードも、結局今はSDカードで落ち着いてますが、
いろいろ買わされましたよね…。