本日は『Chinasalon』のビジネス勉強会の日。今日のお題は東アジアでの音楽ビジネス。ソニーミュージックの国際マーケティング部の部長さんがいらっしゃって、東アジアにおける音楽ビジネスの現状、及び展開について話を聞いてきました。
王力宏(ワン・リーホン)、F4、周杰倫(ジェイ・チョウ)といった、華流スターは皆ソニーからCDを出しているとのことで、ちょっと驚き。
中国を含めて、やはりここ数年パッケージ(=CD、DVD)の売り上げが落ち込んでおり、それを配信ビジネスが支えつつある、というのが現状だそうですが、パソコンで課金してダウンロードさせる、というのはかなりハードルが高いらしく、今後は3Gの携帯電話による着うた等に注力していくことになるのでは、というお話でした。携帯電話だと課金が簡単なので。
ただ、日本に華流スターを連れてきて…、というのは、昔に比べると言語の壁も低くなりつつあるとはいえ、まだまだ難しいようです。その代わり中華圏では相互交流がどんどん激しくなっており、台湾のアーティストが中国でライブをがんがんやっているとのこと。