『下流喰い―消費者金融の実態』読了

社会的弱者がさらに下流に落ちていく実態についてのレポです。

返す能力が無い、もしくは近々失くなると分かっているお客に対しても追い貸しし、最後はババ抜きのごとく消費者金融から街金、そしてヤミ金へと転がされていく人が多いのこと。

借りた金は返す。当たり前のことですが、返せない人には貸さない、という態度も必要ではないでしょうか。

この本の中では、今まで取り扱い官庁が曖昧だったため、やりたい放題だった消費者金融業界にもかなり締め付けが厳しくなっているとのことなので、上記のようなことは減るといいのですが。

下流喰い―消費者金融の実態
須田 慎一郎
筑摩書房 (2006/09)
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おすすめ度の平均: 4.0
5 高利貸しが生まれる理由
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