な、長かった…。
思えば2002年にフランスに持って行って読もうと思ったのが運のつき。最後に泊めてもらった、パリの先輩の部屋に、上巻を忘れてしまったのでした。
そしてその後本は八丈島〜石垣島へと移動して行き、漸く2005年に石垣島にて捕獲。それからようやく読み始めたのですが、流石に80年近いリー・クアンユーの人生をつづった本だけあって、非常に重い!
上巻は年代別にまとめられていて、シンガポールの歴史を俯瞰するのに便利。そして下巻はトピック毎にまとめられていますが、やはり中国の章が多いです。それだけ対中国で苦労してきたということでしょう。
シンガポールの生き字引ともいえる彼の自伝、東アジアの政治・経済を学ぶには好著です。非常にオススメです。5年くらい読むのに時間がかかるけど(笑)
リー・クアンユー回顧録〈上〉―ザ・シンガポールストーリー
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リー クアンユー Lee Kuan Yew 小牧 利寿
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おすすめ度の平均:
独立国家のあるべき姿を考えさせてくれた一国を創った、クリーンな政治家、リー・クアンユー。
リー・クアンユー回顧録〈下〉―ザ・シンガポールストーリー
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リー クアンユー Lee Kuan Yew 小牧 利寿
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独裁者ではない真の民主主義者政治は崇高な職業
日本の構造改革にも大きな示唆を与える書