留学準備:奨学金編

MBA Scholarship for Japanese to study in Hong Kong

昨年から始まった奨学金に、『香港における日本人対象のMBA奨学金』というものがあります。これは香港のトップスクール、香港大学、香港中文大学、香港科技大学の3つの学校に留学する、日本人だけを対象にした奨学金で、その金額はなんとHK$200,000(約300万円程)。これだけで学費全体の80%をカバーできます。

トップスクールと在香港日系企業の出資により、この奨学金が出来ました。当然返済する必要のない奨学金。それだけ香港のトップスクールは日本人留学生を欲しがっている、ということの表れだと思います。だからといって、出願すれば必ず受かるわけでもないのは言うまでもありません。

その奨学金が出来る以前から、香港のビジネススクールをターゲットに考えていたのですが、僕としては半分嬉しく、半分嬉しくないと思いました。奨学金目当ての受験生が多くなると、必要以上に競争が激しくなるので。

でも結果から言うと、受験した2校両方受かったし、奨学金のおかげで多少受験生は増えたみたいだけど、劇的に、という程では無かったようです。

そして無事この奨学金もゲットしました!これまでの人生遊びすぎてあまり蓄えの無かった僕としては(^^;、資金難をどうしのごうかと思っていましたが、これでかなりマシになります。

奨学金を得るには、1.日本人であること、2.上記トップスクールのいずれかに合格していること、3.エッセイ1つ、4.推薦状1通が必要になります。また、奨学金は直接大学に振り込まれ、学費に充当されます。

推薦状は1通で良かったのに、大学への出願と同様かと思いこんで、実は2通送ってしまいました。出した後で気がついて事務局に連絡はしたけど、マイナス評価にはならなかったようなので良かったです。1通は大学出願時の推薦状を書いてくれたお客様に、もう1通は香港のトップスクールと交流のある、そして推薦状その他でお世話になったイフ外語学院にて書いてもらいました。どちらが効いたかは定かではありません。

エッセイも、基本的には大学に出すのと同じようなお題目ですが、毎年変わる可能性があるので、奨学金申込時点でよく確認した方が良いでしょう。

ちなみに欧米のスクールの場合、フルブライトなどを始め多くの奨学金があります。しかしアジアが進学先の場合は対象範囲外だったり、30歳未満が対象だったりと、僕にはあまりご縁のない奨学金ばかりでした。