本日は第三十二回香港国際電影節にてワールドプレミアとして上映される、『一個好爸爸』を、香港文化中心にて観てきました。
正面玄関は結構華やかな感じで、次々に芸能人が来ていたようですが、残念ながら僕は見かけることはなく。
この映画は張艾嘉(シルビア・チャン)監督作品で、主演は古天樂(ルイス・クー)とシンガーソングライターとしても人気の高い劉若英(レネ・リウ)。一般公開に先立って観れる、ってだけでこの映画のチケットを1ヶ月前に購入していたのですが、なんと上映前にこの3人が壇上に立って挨拶してくれました!
嬉しい誤算。もちろん写真撮りまくりデス(笑)香港ではここらへんはおおらかなので。劉若英が広東語で少ししゃべったら古天樂が驚いた様子で、「上手な広東語!」(通訳が英語にしてくれました)と言っていて、なぜ?と思ったけど、よく考えたら劉若英は台湾人で普通話はOKだけど広東語が出来ないようです。ということは映画も彼女の台詞は全て吹き替え、ということでしょう。
挨拶が終わって彼らも席に着いたのですが、なんと僕の2列前!古天樂はイケメンでした。劉若英も僕より4歳上とは思えないくらい綺麗。そしてすぐ近くには林雪(ラム・シュー)が!おっちゃんが座ってるだけかと思っていましたよ...。林雪ももちろんこの映画に出演しています。
上映開始後の画面にて、この映画が英皇電影とJCEの制作と分かりました。エグゼクティブプロデューサーには成龍(ジャッキー・チェン)と英皇娯楽集団(EEG)の社長、楊受成(アルバート・ヨン)が名を連ねています。英皇娯楽集団といえばTwins、陳冠希(エディソン・チャン)、そして張柏芝(セシリア・チャン)の旦那の謝霆鋒(ニコラス・ツェー)が所属している、香港芸能界最大手の芸能事務所の一つ。
ややネタバレ有りですが、映画の内容は、ヤクザの親分が自分の弁護人になった美人弁護士とできちゃった婚をするところから始まります。徐々に家族の大切さを感じ、ヤクザ家業を辞めてまっとうな商売をしようとする過程を描いたものです。
笑いあり、涙ありで、なかなか良い映画でした。古天樂、劉若英、共に壇上にて「どんどんこの映画の良さを広めてください!」と言っていたので、ちょっと詳しく書いてみました。日本で公開されるかは微妙なところですが、観れる機会がある方はぜひどうぞ。香港では4月10日から一般公開のようです。
Monicalさんもご覧になっていたようで、blogにもっと写真が載っています。よかったらそちらもどうぞ。