今月のお客様をお迎えして時代廣場にてランチを頂いてきました。学生ということでまたもやごちそうになってしまいました。ありがとうございました。
ランチのあと別のお店でデザートを食べて、今月のお客様とはお別れ。僕は尖沙咀でちょいとぶらぶらしたあと、朗豪坊のスターバックスにて溜まったメール書いたりblog書いたり。
そして18時から、第三十二回香港国際電影節のため先行上映される、『愛情萬歲』を観てきました。主演の鄭希怡(ユミコ・チェン)が気になったので。その他唐素蒞(チェルシー・トン)等、若手の俳優さん達の映画でした。
香港島のSOHOにあるカフェを舞台に、3組のカップルのお話。1組目はカフェで働く「無免許」恋愛心理相談士とその彼女の、ちょっと倦怠期気味でちょっとしたことでケンカしてしまうカップル。2組目は金持ちで優しくてハンサムな彼氏のいる、年上の美人画商を好きになる若い歌手志望のフリーターの恋の話。3組目はすぐに飽きてコロコロ相手を変えるイケメン医師が、偶然クラブで出会った(本当は偶然ではなく仕組まれていたのだけど)女の子に真剣に恋してしまう話。
○組目、と書きましたがオムニバス形式になっている訳じゃなく、3組の話が同時並行で流れていきます。微妙に絡み合いながら。最後は3組ともハッピーエンド。
SOHOを上手く使っていて、香港好きにはたまらない映画です。こういう普通の街角を舞台したロマンティックコメディが、最近の僕の好みのようです。こういうのは中々日本では無いし、またこの手の香港映画が日本で上映されることもないので、やっぱり今しか観れないかもなぁと思ってます。
ちなみにこの手の映画以外では、最近の香港は歴史武侠物が大流行。大陸の広大な土地を背景に大量の人(兵士役)を使った映画が多いです。昔はコスト等の問題で出来なかったのが、香港回帰後中国資本の投入、そして中国でのロケの条件緩和で、可能になったため増えてきたのだと思います。
そして主役には有名男優2〜3名と綺麗どころの女優1名という構成が多いです。昨年観た『投名狀(The Warlords)』は李连杰(ジェット・リー)、劉徳華(アンディ・ラウ)、金城武、徐静蕾(シュー・ジンレイ)。ただいま上映中の『江山美人 (The Empress And The Warriors)』では甄子丹(ドニー・イェン)、黎明(レオン・ライ)、陳慧琳(ケリー・チャン)。そして3日に公開が始まったばかりの『三國之見龍卸甲 (Three Kingdoms Resurrection of The Dragon)』は劉紱華(アンディ・ラウ)、洪金寶(サモ・ハン)、Maggie Q。
この手の歴史武侠物はあまり食指が動かず。『江山美人』も『三國之見龍卸甲』も観ないままになりそうです。