とうとうサマーインターンシップの面接にお呼ばれしました。応募してはひたすら待ちの日々…長かった…。
香港ローカルの某コンサルファームから、ケースが送られてきたのがShanghai Field Tripの終わり。翌週にはCase Competitionで米国に飛ぶスケジュールの中で送られてきたので、実質週末の2日間で回答を書いて返送していたのでした。
その結果1st roundの面接のオファーが来ました。初めての面接。ちょっとドキドキしましたが、正直Case Competitionの時の方が緊張してました。あれで度胸が多少はついたかも。
面接では当然の事ながらケースが半分、あとはレジュメを見ながら質問される時間が半分で、トータル1時間でした。
最初に小ケースを2問、質問タイムを挟んで20分のケース1問。小ケースでは、「香港から出発するAir Cargoの年間本数は?」というもの。コンサルの面接手順をご存じない読者もいると思うので書きますが、正確な数を答えるのを求められるわけではなく、どういうロジックで答えを導き出すか、というところをみられます。だから答えは間違っていても問題なし。正確な数字だけをずばっと伝えても無駄。
このケースを手っ取り早く解くため、所謂分析用のフレームワークを利用しました。2分おきに飛行機が飛んでるとして1時間あたり30便、香港空港が24時間稼働すると仮定して1日1,440便。10便に2便がAir Cargoとして288便。これに年間日数365日をかけて105,120便。とまぁ、こんな感じです。
ここまでは良かったのですが、2題目がちょっと意表つかれました。別のケースが来るかと思いきや、今のケースに対してダブルチェックの意味で、別のアプローチを使って解いてみて、というもの。最初に使ったアプローチ、フレームワークしか思いつかなかったので、これは参りました。なんとか一日辺りの荷物量とAir Cargoの積載容量を仮定して、そこから計算していく、という方法で答えを出して、なんとかクリアしましたけど。ちなみにどちらの数字も正確な数字にはほど遠い値でした(^^;。
最後のケースは、「トレンディなエリアに家族経営のイタメシ屋があります。周りにはオシャレなお店や各国料理のお店があっていつもにぎわっています。ここ2,3か月、このイタメシ屋の月毎の売上げが急に落ち込んでいました。オーナー社長から、この理由を特定して改善案を出して欲しいと言われてます。さてアナタならどうしますか?」というもの。もちろん、面接官に質問OK。
これは時間制限20分、と事前に言われていて、実際ほぼ20分使い切りました…。こちらはちゃんと答えが用意されているケース。分かってしまえばなるほど、というケースでした。こちらの答えは内緒にしておくので、興味がある方、分かった方はメールでどうぞ(笑)
このケースの最中に面接に当たってくれた2人の面接官は数分席を外していましたが、その時に相談していたのでしょう。ケースを答え終わった時点で、2nd roundのオファーを頂きました!良かった〜。
ちなみに2nd roundもケースはケースですが、次回はリサーチだそうで、来週メールでケースを送るのでそれを3日以内に調査・分析して送り返して欲しい、とのこと。これまたハードな…。