北京大学留学に当たって、まずはVisaの取得が必須となります。
今まで中国に出入りする際は、『中国における15日以内の滞在に限り査証免除』措置によって、Visa無し入国していたため、全然中国のVisaに関する知識がありませんでした。
が、留学先を決めた頃ちょっと調べたら、学生Visaでいったん入国した後、出国するとVisaに残余期間があっても無効になる、という情報を見つけました。そこで今いろいろ調べているのですが、情報が錯綜していてどの情報が本当に正しいのかよくわかりません…。
とりあえず、現時点でわかっていることを備忘録代わりに書いておこうと思います。なおここに記載するのは僕が該当する、半年以内の滞在に関するVisaですので、1年以上の長期滞在については別途要確認です。
[6ヶ月以内の訪問Visaの種類]
ネタ元:中国移住情報・査証編
●訪問査証(F査証)
6ヶ月以内の招待による訪問、交流、商用出張、業務研修・実習、留学などが対象。賃金が発生する労働は対象外。必要書類はパスポート、写真1枚、査証通知表、招聘状(FAX可)など。
■査証の種類(全10種類)
・シングル3種類(滞在期間/30日・90日・180日)
・ダブル3種類(1回の滞在期間/30日・60日・90日)
・6ヶ月マルチプル(1回の滞在期間30日)
・1年マルチプル(1回の滞在期間30日)
・2年マルチプル2種類(1回の滞在期間/30日・60日)
<2年マルチプル査証について>
中国との合弁会社に関係する会社に勤務し、煩雑に出張の必要がある人のみが対象。日本の会社所在地が約20都県に指定されています。申請必要書類は、パスポート、写真1枚、申請書、出張証明書など。
●観光L査証・訪問F査証の現地延長
査証の延長は各都市の公安局で申請。通常2週間から1ヶ月の延長が可能です。また都市と延長理由によっては複数回の延長が認められる場合もあります。日本人の延長費用はRMB125。
<延長手続きの手順>
1. 公安局外国人管理処にパスポートと査証、宿泊登録証明を提出。
2. 備え付けの「外国人簽証証件延期申請表」に記入、必要に応じ延長理由の証明書などを提出。
(観光・L査証の場合)旅行会社発行の保証書、または滞在費証明が必要。
(商用・F査証の場合)会社発行の保証書が必要。
上記査証の種類にある「シングル」と「ダブル」、「マルチプル」というのは、F査証での入国回数です。「シングル」の場合、F査証での入国は1回のみ。つまり1回入国して、その後出国したらこのF査証は失効します。「ダブル」は2回まで出入国可能。「マルチプル」の場合は何度でも出入国可能。
[マルチプルVisa発給停止]
ネタ元:中国政府が香港で入境査証審査を強化か 国際ニュース : AFPBB News
オリンピック開催期間中の混乱を避けるためか、現在香港の中国領事館ではマルチプル査証発給を停止しているとのこと。オリンピック終了後、再開されるかは未定。
※中国に入ってから公安局でマルチプル査証を申請すれば発給出来る、との情報もあり。
北京大学留学中も、就職活動その他で日本・香港等を何度か行き来する可能性があると思っていたので、マルチプル査証での申請を考えていますが、香港では現在出来ないというのは痛いです。本当かどうか、近日中に在香港中国領事館に行って問い合わせてみる予定です。
また、申請するのは「6ヶ月マルチプル(1回の滞在期間30日)」の予定ですが、これだと6ヶ月間何度でも出入国出来るけど、1回の滞在期間が30日のため、30日毎に中国を出入国する必要があり、不便です。北京から出入国するとなると安上がりなのはやっぱり深圳まで飛んで、香港に出入りすることになりそう。でも飛行機が往復でRMB2,000程するようなので、4ヶ月の滞在で3往復は馬鹿になりません。
入国後、現地公安局にて滞在期間を最大3ヶ月延長可、という情報もありましたが、上記『中国移住情報・査証編』の情報では最大1ヶ月になっています。しかし複数回延長可能かどうかは不明確。出来ない可能性もあるので、そうなると北京-深圳2往復の旅が待っていると…。
[F査証発給に必要な書類等]
ネタ元:「中国留学情報」中国留学とビザ 中国語学留学の情報、短期も長期も!
1. パスポート
2. ビザ申請表
3. 証明写真1枚
4. 入学許可書(録取通知書)の原本、コピー各1通
5. JW202表または201表の原本、コピー各1通
[その他情報]
中国ビザの取得
もりもり
丁度オリンピック期間とニアミスだから、余計に面倒なことになってるみたいだね。
参考までに某国の事情を言えば、ネゴ次第、金次第で何とかなる(爆)ことが多い。総領事館などの公的機関に問い合わせた場合と、現地での常識が違う場合も多々あります(担当者によっては「私的見解」と断った上で、そのあたりまで踏み込んで説明してくれる人もいます)。
余計な出費になる可能性もありますが、ビザ取得専門のブローカーがきっといるはずですので、比較的安心できる業者(現地の日系企業が長年つきあっている所など)を通すのも一考かと思います。
えいじ
こうじさん、はじめまして。
日系企業で香港駐在中のえいじと申します。香港で仕事を続けながらMBAを取得したいため、HKUSTのPart-Time MBAに関心があるのですが、Full-Timeとの違いなどご存知のことがあればお教え頂けますでしょうか?Part-TimeはFull-Timeと比べると香港人の学生の割合が多いと思いますが、レベル(学生の質)の違いはありますか?カリキュラム、教授は基本的に同じなのでしょうか?
宜しくお願いします。
えいじ
こーじ
もりもり
一応アジアのトップスクールで学ぶ身としては、グレーゾーンを積極的に活用する、というのは避けたいなと。高い倫理観を持たないとね。
なので敢えてもりもりが指摘しているようなことは触れなかったのですよ。もちろん中国は『关系(関係)』がモノを言う社会なので、当然ネゴ次第でなんとかなり得るでしょう。
またブローカーについてもいろいろWeb上で情報があるけど、やっぱりちゃんと法律に則ってコトを進めたいなと思っているわけです。
まぁあとは暇はないけどお金はある、という状況ならブローカーに丸投げもありかもしれないけど、今はお金はないけど暇はあるので(笑)、自分で出来ることは自分でしたいなと。
えいじさん
初めまして。Part-Timeについてはそんなに詳しいわけではないのですが、ご指摘の通り大半が香港人の学生です。
カリキュラムはPart-Timeの場合は3年です。クレジット数は同じ52のはずですが、やはり1 Semesterでとれる授業の数がFull-Timeよりも少ないですから(とれないわけではなく通常業務しながら勉強するとなると少なくせざるを得ないのでしょう)、3年かけて卒業となるようです。
教授に関しては基本的に同じです。実際選択科目で夜間の授業や週末の授業などはFull-Timeの学生も同じ授業を受けますので、違いはないと思って頂いて結構だと思います。
学生の質については何ともお答えしにくいですが。多様性、という点でやはりFull-Timeが勝ると思います。香港人ばかりだと同質的な意見が出がちになる可能性もありますし、バックグラウンドも似ている学生が多いと思います。
あとは私信にて補足情報をお伝えしますね。