『激動を奔る 伝説の営業マンからのメッセージ』読了

IBMの出世コースに乗っていたのに、日本タンデムの再興、そしてコンパック、DEC、HPとの合併で貴重な経験をされた、高柳さんの著です。

営業とは何か、というところから、企業経営はどうあるべきか、合併時にもっとも気をつけることは等、重要な示唆が多数書かれています。

高柳さんがいた会社群には少し思い入れがあって、就職活動時タンデムを受けに行ったのですが、本社のあった天王洲アイルに着く直前で、本当に行きたいのか自問自答した結果、受けに行くのをやめた覚えがあります。

その後DECを受けに行くも、文系は営業採用のみと言われあきらめました。コンパックは最初から営業のみ採用だったので受けもしなかったです。そしてHPに関しては、僕が電話したときは採用活動終了しています、と言われたのですが、某有名国立大学の友達が電話したときにはどうぞ受けに来て下さい、と言われたのを聞いてショックを受けた覚えが(^^;。

また就職して最初の部署で、タンデムの競合であったストラタスの製品を少し扱ったことがあったのを思い出しました。箱崎のIBMに行って話をしたりしたなぁと。

激動を奔(はし)る 伝説の営業マンからのメッセージ
高柳 肇 中島 洋
日経BP社
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5 忘れたもの
5 IT企業に携わる人間は一度は読んだ方が・・・
2 やっぱり違うと思います
5 営業の真髄は、経営の真髄
4 外資系企業におけるマネージメント論が妙!!