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か、どうかはわかりませんが…北京大学は予想を遙か下回る感じです。これから北京大学华管理学院を受けようとする方々には申し訳ないのですが。

良い点
キャンパスが広くてきれい(見た目は)。未名湖という大きな湖もあって、朝方や夕方はロマンチックらしい。

日本におけるネームバリューは清華大学よりも上。中国に詳しい人なら清華大学は北京大学と同等、もしくは学部・学科によっては清華大学が上ということも知っているでしょうが、一般的にはやはり北京大学の知名度の方が上でしょう。

学食安い!1食5元(≒75円)あればそこそこおなかいっぱいです。

イマイチな点
あらゆる意味でnot organizedな所。Orientationでは70名ほど交換留学生がいてビックリしたのですが、2/3は実はBBA(経営管理学部、つまり学部生)とのこと。道理で見た目若い子たちが多いわけだと納得。でもそれならOrientationも別に分けてやって欲しかったです。

またクラスにはマイク設備があると思うのだけど、使わず地声で説明。女性職員の声はあまり聞こえず、また各種連絡事項をパワーポイントで見せてくれているけど、後でメールで配ってくれるのかわからなかったので必要事項は自分でメモっておく必要がありました。面倒です。

International MBA(英語の授業)のコースが17コースしか無く、うち7つはコアコースで一般的に交換留学生には不要なところ。選択肢が少なすぎます。ちなみにLocal MBA(普通話の授業)は倍以上コースがあるようです。もちろんそちらは中国人用で、そちらの学生は英語を流ちょうに話せる保証は一切ありません。なので基本的にネットワーキング相手はIMBAの学生がメインになりそうです。

授業登録が紙で提出。今時、紙です。事前にオンライン登録の連絡が一切来なかった(他の大学は来ていました)ので想定内ですが。やっぱりちょっとがっくりです。

学内のコンピュータ・インターネットの利用には申請が必要で有料。今時、有料です。普通学生登録した時点でログインID等も貰えて、もちろん無料(というか学費に含まれている)で利用出来ると思うのですが…。学内で利用する必要がなければ申請せず、家だけでパソコン・ネットを利用しようと思います。

図書館の利用にも有料で別途申請が必要。学生証1枚あればいいと思うのですが、利用申請が必要です。こちらもデポジットと利用料が発生します…。

ジムも有料(らしい)。らしい、というのは説明の声が小さくて聞こえづらかったから。有料と聞いた時点で利用する気が萎えました…。

学食利用には専用のスマートカードが必要。いったい何枚カードを持ち歩く必要があるのか…と思いますが、学食は味はまぁまぁですがとにかく安いので、是非利用しようと思ってます。なのでこのカードは必須。カード必須になっているのは、僕の不動産屋の説明によると政府による補助金が出ており、学生以外に使わせないためだそうな。

教室の机、椅子がぼろい。ま、これは学部レベルのクオリティな感じもしますが、MBAの学生からは学費ふんだくってるはずなんだから、もうちっと良い椅子や机を用意して欲しいところ。

これが中国のMBAのクオリティかというと、そういうわけでもなく。清華大学ではオンライン登録が出来るそうです。なので、北京大学がまだMBAに力を入れていないというか、自分たちを孤高の存在だと思っていて他校から学ぶべき点を学んでいないだけ、なのかもしれません。

Alumni Lunchの時も卒業生に「北京大学の授業はイマイチだから期待しすぎないように。語学とネットワーキングに注力した方が良いよ」とアドバイスを受けました。授業自体はまだ始まってないのでそれが本当なのかはまだ判断出来ませんが、期待しすぎないように、というアドバイスは守っておこうと思いました。