中国で健康診断

現在中国にはシングルエントリのFビザ(6ヶ月未満の短期滞在用)で入国しています。ちなみに入国する際、イミグレーションにて「Visa使う?」と聞かれました。日本人の場合15日以内の滞在ならVisa不要なので、Visaを使わず入国することも出来ます。が、15日以内に中国を出入りする予定は当然無いので使って入りました。

シングルエントリ、のため、一度入国し、その後出国すると、またVisaを取り直す必要があります。年末までの間に就活にて面接に呼ばれたりすると、シングルエントリVisaだといちいち出国後Visa取り直しになってお金と手間暇がかかります。なので、これをマルチエントリに切り替えたいと思っています。

北京大学がサポートしてくれるのですが、その前提として健康診断を受ける必要があります。前振りが長くなりましたが、そういうわけで中国にて初めて健康診断を受けてきました。

まず場所が北京大学から北部へタクシーで15分ほど。かなり辺鄙なところにあります。しかも大学側から渡された用紙には地図はあるけど住所がない!タクシーの運ちゃんに見せても、住所がないから場所がわからないよ、と拒否されました…。タクシーを乗り換えたものの同じお答え。でもとにかく近くまで行ってみて、とお願いして、なんとか走り出してくれましたが…。渡す紙に住所書くくらいわけないと思うのですが…。

ヘルスケアセンターについたら、50人くらい学生がいました。みんな清華大学への交換留学生です。彼らは大学のバスで来ており、ナビゲータ役として中国人の学生がいて、手伝っていました。毎年毎セメスター交換留学生が来ることはわかっているのだから、北京大学でも同じように組織立てて対応することが出来るはずなのに…。ここでもまた北京大学のマイナス面を知ってしまいました。

健康診断のお値段は355元。日本円だと5,300円といったところ。日本の某診療所に問い合わせた時はウン万円と言われたので格安です。内容は内科検診、身長体重測定、視覚・聴覚・色覚検査、胸部レントゲン、心電図、血液検査です。

これが結構いい加減でした。内科検診では血圧はかって聴診器で胸を軽く確認しただけ。内科の扉が開きっぱなしなので、どうやって聴診するんだろう、と思っていたら、服の上から聴診器当てていました…。いいのかそれで。

視覚に関しても最低限コレ見えるでしょ、というところを2カ所テストして終了。聴覚のテストは無しでした。まぁ良いんですけど。

レントゲン時はさすがに服脱ぐのかと思っていたのにそれもなし。服のままでOKでした。時計も外しませんでした…。

心電図、血液検査は日本とあまり変わらず。但し血液検査で使った針って再利用してないよね…とちょっと不安がよぎりましたが。終わってから思ったので後の祭りですが。

所要時間は1時間半ほど。結果は今週金曜日には出るそうです。早っ。