マルチエントリのVisa申請、あえなく失敗

今朝も6時台の早起きでした。8時から学生証の配布が始まるのと、8時半からVisa申請が出来るので、朝のうちに済ませておこうという目論です。Heewonと7時15分に待ち合わせて、マックで朝食を食べてから北京大学へ向かいます。

8時に学生証引き取りの受付に行き、無事ゲット。驚いたことにカードを貰えるのだと思い込んでましたが、中高生が貰うような、紙の小さな冊子状のものでした。校則などが書いてないだけまし、なのかも…。

その後、同じ建物の中にある、Visaの申請用の部屋に向かうと、既に10人ほど並んで待ってます。中国では何をするにしてもまず並ぶことから始まるようです…。

8時半頃、高校生みたいな女の子がひょこひょこやってきて部屋のカギを開けています。学生かな、と思っていたら、なんとその子がVisa申請を受け付けてます。ビックリ。

しかし中々申請の列が進まない。1人1人えらい時間がかかっています。また列の中で一番多いのが韓国人で、次が日本人でした。これもびっくり。日本人多いんですね。昨日見た人たちとはまた違う人たちが並んでいました。

徐々に前に進むにつれて、申請が進まない理由がわかってきました。どうやらVisa発行までに8営業日かかる上に、今日から8営業日だと国慶節の長期休み、10月1日から5日までは営業日にカウントされず、実際発行されるのが10月9日ということになるそうです。その間パスポートは預けっぱなしになるため、国慶節に海外に行こうと思っている学生だけじゃなく、この国では外国人は国内線に乗る時もパスポートが必要なので、国内旅行も出来ません。

ということでそれぞれの学生が色々訴えていて、長引いているようです。しかも学校の建物中だから学校がVisa申請を代行してるのかと思ったら、そうでなく外部業者に部屋を貸して代行させているようで、代行費が60元かかります。その上国別にVisa申請代が違うのですが、その一覧表は事前には配られておらず、部屋に入らないと値段がわかりません。さらにその表の中には今日のマジョリティである韓国と日本については記載無し…。

1時間半ほど待って、ようやく僕とHeewonの番になりました。そこで早速最短でとれる方法を聞くも、8営業日とつれない返事。そこで役所に直接持って行けば期間短縮できないの?と聞いたら「impossible」の一言…。

Heewonは国慶節の期間中は家族の待つ香港に帰るつもりだったので色々聞き出していましたが、結局今日は申請せず、香港に戻ってF-Visaを再申請することにしました。僕も国慶節中どこかに旅行に行こうかと思っていたので、ここでパスポートを手放すわけには行きません。国慶節後改めて申請することにしました。

Heewonの話によれば在香港中国大使館では3営業日でVisa発行してくれるし、別料金払えば翌日発行も可能だとか。日本でも通常4営業日で、特別料金払えば2営業日で発行してくれるはず。国外で出来るのになぜ本土で出来ないのか、理解に苦しみます。

とにかく、1時間半待って結局何も出来ず、くたびれました。