Meal Cardにまつわるエトセトラ

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というほどの内容でもないのですが。

先日CarrieとHeewonとご飯を食べている時にMeal Cardの話になりました。Meal Cardというのが学食専用のプリペイドカードで、コレがないと北京大学では食事が出来ません。

清華大学でも同様らしいのですが、現金での支払いもOKな食堂もあるそうです。柔軟な対応だなと思いましたが、実は値段が違うそうです。当然Meal Cardを使った方が安い。

これを聞いて僕は八達通を導入した香港MTRを思い出し、Meal Cardの導入を促すため割り引いているのかと思いました。が、Carrieの意見ではそうではなく。Meal Cardを作らないのは大概1年未満の短期滞在で、院生か研究者達。彼らは他の学生より多く支払うことが出来る、と見なされ、「取れるところから取る」という考えで現金の方が高く設定されているんじゃないか、という話でした。

なるほどー。そういう見方もあります。そういえば北京大学でも図書館カードを作る時デポジットや利用料を払う必要がありますが、韓国からの留学生(普通話しゃべれます)が「これって中国人も同じ値段払うの?」と受付で聞いたら、「当然違う(中国人は安い)」と言っていたそうです。これも、海外からの留学生の方が支払う能力がある、と見なされているのでしょう。

その話を聞いて僕は思わず「Discrimination!」と言ってしまいました(^^;。まぁ取れるところから取る、というのは確かに間違った戦術ではないとは思いますが、からくりを知ってしまうとやっぱり不公平感がありますね。

ちなみにこのMeal Card、もちろん北京大学が運用管理しているわけではなく、外部委託です。南开太阳公司という会社で、Googleで調べてみたら、北京・天津にある様々な大学に対して学生カードやMeal Cardを提供しているようです。Carrieにも見せてもらいましたが清華大学も全く同じものを使っていました。もちろん各大学専用カードになっているので、清華大学のカードで北京大学の食堂は利用出来ないようですが。