『項羽と劉邦 上中下』読了

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司馬遼太郎による、史記等をベースに項羽と劉邦(後の前漢の初代皇帝、高祖)の生き様を、秦の崩壊後から描いた歴史小説です。

この本は実は中国人の友達、Milyから勧められたもの。中国語訳になって中国人にも人気の本だそうです。確かに北京の本屋さんでもこの本は見かけました。

ただの歴史小説ではなく、随所に司馬遼太郎の歴史観が挟み込まれ、それを知る上でも良い本だと思います。

それにしても日本ではまだ弥生時代という時代に、中国では既に様々な兵法や哲学が存在し、このようなドラマが繰り広げられていたというのは、すごいことです。

項羽と劉邦 (上) (新潮文庫)
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おすすめ度の平均: 5.0
5 司馬版項羽と劉邦は『人間臭さ』重視
5 きら星のごとき漢たち
5 「史記」の世界のフィナーレを飾る史上最強の2大超リーダーの激突
5 史実としての「最高の人間学」でしょ?(上・中・下通しての書評とさせてもらいます)
4 本書以前の記述が欲しい
項羽と劉邦〈中〉 (新潮文庫)
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5 役者は揃った
5 四面楚歌
5 背水の陣
5 負けの連続なのになぜ?
5 実は「上」「下」の二巻構成かと思っていました
項羽と劉邦〈下〉 (新潮文庫)
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おすすめ度の平均: 4.5
5 項羽の魅力
5 100年後に残る名作
3 名作なんだろうけれど・・・
5 劉邦好き
5 美しく誇り高き敗者