徒然なるエッセイ

こんなことをネタにしているとそのうち『金盾（中国の巨大検閲システム）』にて自分のblogが見れなくなったりして…。

先日Carrieから聞いた話です。僕が清華大学を訪れた時、やたら複写屋さんを見かけたんです。まぁ学生街、というか学内だからコピー屋さんもそれなりに繁盛するんだろう、位に思っていました。

Carrieがその後クラスに出て気がついたそうですが、クラスメートはみんな教科書を買ってないんです。じゃあどうしているかというと、買った人や図書館から借りてきて、コピー屋さんに持って行ってコピーしているそうです…。買うと数百〜数千元するわけですが、コピー屋さんでは50元でコピーしてくれるそうです。

数百元となると特に中国人学生には大変な額です。単純に比較するのもどうかと思うけど、僕が最近知り合ったFull-Timeの北京大学MBAの中国人学生の1年間の寮費が1,500元です。一ヶ月、じゃないですよ。1年間です。2人部屋らしいですが、それでもかなりの格安値段。

ちなみにちゃんとテキストを購入しているのは日本人だけ、らしいです(^^;。

その話を聞いて、僕も考えました。というのは今週から始まったCompetitive Strategyのクラスのケースの件。これ、クラスメートと謀って、誰かが代表で購入・ダウンロードしてコピーして回せば…と。

でもやっぱり日本人として(^^;、ちゃんと自分で購入することにしました。いくらこの国では著作権に対する認識が西洋諸国と違うと行っても、僕自身は日本から来ているわけだし。一応日本人のイメージを悪くするようなことは避けておこうと思います。