残り少ない観光日

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さすがにそろそろ北京を離れるので、色々観ておこうと思い立ちました。

午前中は北京にあるインドビザセンターに行き、ビザの申請をすることにしました。場所は东直门にあります。

駅から直結している商業ビルの上にオフィスがあるのですが、このショッピングモールが実は香港のMTR運営で、中も香港ブランドだらけ。作りもいかにも香港のショッピングモール、という感じでした。

インドビザセンターにて職員と話をしたのですが、なんとビザ発行から15日以内にインドに入る必要があるとのこと。僕がインド入りするのは1月半ばなので、北京で発行は事実上不可能。まいりました。

しょうがないのでそこを後にし、ショッピングモールに入っていた吉野家へ直行。朝ご飯を食べていなかったのと、北京に来てまだ吉野家を試していなかったので。中盛りで13.5元と、香港より若干安いですが、日本とほぼ同じ値段。

味は正直イマイチ。タレの味が香港のそれとは明らかに違いました。残念です。

さて、これからどうしようか考えたのですが、実は15時半にオリンピックセンターにて、Atsushiさんと待ち合わせしていたので、それまで部屋に戻らず観光することにしました。

まず行ったのが梅蘭芳記念館。黎明(レオン・ライ)、章子怡(チャン・ツィイー)主演、陳凱歌(チェン・カイコー)監督の『梅蘭芳』が公開されたので、そのうち観るだろうと思い、まずはご本人のことを知ろうと思ったのです。

入場料が学割にて一般料金の半額で5元でした。100元渡したのですが、しれっと90元返してきたので文句を言うとなにも言わず5元返してくれました...。なんだかなぁ。

この記念館、正直小さいし、映像で見せてくれないのでイマイチ。まぁ5元ならよかろう、という感じでした。

15分ほどで出てきて、まだまだ時間があるのでその足で歩いて北海公园へ。20分ほど歩きましたが。

北海公园はでかすぎて、ちょっと全部回る気力はありませんでした。そしてものすごく寒かったです。湖は既に凍っていました...。寒いわけだ。

園内にはたくさん丸々太った猫たちがいて、心が和みました。暖かい時期ならお散歩コースで良いと思います。ここも学割で半額になりましたが、2.5元でした。安い!

最近知ったのですが、下のようなジグザグの橋は、悪霊が直進しかできない特性を踏まえて、あえてジグザグにしてあるそうです。なるほどー。

北海公园を出たところにバス停があったので、最寄り駅までバスに乗ることにしました。歩くとかるく30分はかかるので。最寄り駅から一気に奥体中心駅まで。ついたら14時で、約束までたっぷり時間があります。なので、1人で7つ星ホテルでも行って中を覗いてみようと思い立ちました。

当然駅から出たら鳥の巣や水立方が見えました。鳥の巣はでかく見えます。

7つ星ホテルの目の前に大きな道路があり、これがわたれませんでした...。かなり遠回りをしないと行けなくて、あきらめてまた鳥の巣方面に戻って、色々写真を撮りまくり。

15時半にAtsushiさんと合流して、鳥の巣の中に。

中に入ってみると確かにテレビで観たよりも小さく感じます。李宁が飛んだ壁面も、一周するのにあんなに時間が必要だったのかな?と思うくらい。まぁ一度は是非入ってみるべき場所だと思います。

半日程度ですが、色々活動的に見て回った1日でした。

割とじっくりAtsushiさんを話す機会があったので、Kelloggでの生活など聞いてみたのですが、Kelloggも寮があって6人に1人は入寮しているらしいですが、借り上げマンションのような感じで寮に入っているからといって特別友達と仲良くなるわけではなさそうです。アメリカはプライバシーの観念がやっぱりしっかりしているのか、学校を出たらお互いのプライバシーを尊重して、しょっちゅうつるむようなことはないみたい。むしろ英語の苦手な日本人は全然友達が出来ず、孤立したまま卒業を迎える人もいるそうです。

そう考えると香港科技大学の寮は超狭いという欠点はあるにせよ、クラスメートとものすごく仲良くなるには非常に良い環境なんだなと改めて思いました。