北京最後の夜

今日の昼間はパッキング。すぐに必要なものを除いて、深圳に住む友達の住所宛に送り、後日そこから香港まで運ぶことにしました。

前回こちらに来る時も使った、中铁快运の支店が家から徒歩5分のところにあったので、そこに任せたのですが、荷物を預けて1時間ぐらいしてから電話が。中身について言っているようですがよくわからず。とにかく来い、というので、再度行くことに。

実は北京大学の未名湖にてスケートをしようと思って向かっていたところでした。友達誘ったけど皆忙しいと断られ、一人で寒い中スケートしようと思っていたのですが、こちらはあきらめました…。まぁ一人で滑るよりは良かったのかも。一人だと心も寒くなるし…。

北京大学までは来てしまったので、食堂カードの返金だけでも、と思って食堂カードのセンターに行ったのですが、学生証が必要と言われ、今日は持ってきておらず出直すことに…。

で、中铁快运ですが。実は預ける時に衣服と本、と伝えてあったのですが、こっそり小型プリンタとデジカメも入れておいたのです。深圳から送る時は問題なかったし、と思って。

そしたら案の定それが引っかかっていました。しかしプリンタもデジカメもジッパーのついたケースに入れてあったのに、しっかり中身がばれていました。つまり、この国では「通信の自由」というのは保証されない、ということでしょう…。ちょっと切れてみようかと思いましたが、対日観に悪影響があるとイケナイと思い、とりあえず我慢。壊れても良いからとにかく送ってくれ、と一点ばりで通しました。

夜はCarrieと、清華大学の交換留学生で台湾人のHowardの3人で西单へ繰り出し、『砂鎬居』へ行って夕飯。土鍋料理が名物なのですが、これが美味しかった!また来たいなと思うお店でした。

さらに、北京名物の小吃街をぶらぶらしました。初めて訪れましたが、サソリや各種虫を串に刺した食べ物がずらり…。またヒトデの揚げ物など、それは食べ物ですか?というものがたくさん。一度くればいいや、という観光スポットでした。

その後、僕の北京生活最後の夜なのでお酒でも飲んでもう少し話そう、ということになり、あちこち探したのですが中国は夜が早い!どこもかしこも閉まっています。が、ようやく見つけたのが香港式茶餐廳!朝4時までやっています。すばらしい。

なぜか茶餐廳にワインもあり…、ワインを開けて3人で北京生活、清華大学の授業の話などをしてきました。23時過ぎに解散し、タクシーで帰宅です。北京最後の夜、仲の良い友達とゆったり過ごせて幸せでした。