『新宿事件』観ました。

製作発表時から期待しまくっていた、この映画。クラスメートのEdga、Jing、Vincentと一緒に観てきました。

成龍(ジャッキー・チェン)、呉彦祖(ダニエル・ウー)、徐静蕾(シュー・ジンレイ)、范冰冰(ファン・ピンピン)、加藤雅也、竹中直人、高捷(ガオ・シェ)、林雪(ラム・シュ)、峰岸徹、長門裕之、葉山豪出演で、爾冬陞(イー・トンシン)監督作品です。

例によってあらすじは香港電影迷宮さんのblogをどうぞ。

■[見る][香港映画]《新宿事件(新宿インシデント)》2009-03-22 - 香港電影迷宮 blog

Nancixさんのblogにも書かれています。
nancix diary: 「東京ソナタ」と「新宿事件」

昔からの、超ポジティブで正義感溢れ、ハッピーエンドしかない成龍映画ファンには受け入れがたいかもしれませんが、彼のそういう映画がマンネリだと批判されているのもまた事実。それを受け止め、それでも自分の強みとしてその演出に集中するのも一つの選択肢ですが、今回は別の選択肢を取った、ということなのでしょう。僕はそうポジティブに解釈しました。

映画の内容ですが、Nancixさんの批評にあるように日本人達の台詞回しがいかにも芝居がかっていてちょっとなぁ、というのはあるにはあるのですが、舞台そのものは割とリアルに描かれているなぁと思いました。だからこそ中国では上映できない内容なのでしょう。

映画を観終わった後、VincentとJingから、新宿は本当にあんな感じなのか、と聞かれたので、現状に割合忠実に描かれているよ、と答えておきました。

2時間という長尺でもそう感じないほど、良いできばえだと思います。結構オススメです。