今更ながら総括。今年の第二八回香港電影金像奬は地味な印象がありました。
監督賞・脚本賞・主演&助演女優賞を獲得したのは許鞍華(アン・ホイ)監督の『天水圍的日與夜』。
カンフー映画である『葉問』は作品賞を受賞。
『証人』では主演男優賞と助演男優賞。しかも助演男優賞は廖啟智(リウ・カイチー)という香港以外では
おそらく無名のベテラン脇役が選ばれています。
地味なんだけど、非常にどれも香港映画らしい映画が選ばれた年だなぁと思いました。最近は中国資本・中国俳優による大作映画が受賞作品を占拠しているような感があったので。