これで本当にお別れ…

今日久しぶりに大学に行きました。それは友達のPieが明日タイに帰国する、というのと、SKCC Hall(寮です)をチェックアウトするために。そう、まだチェックアウトをしてなかったのです。

仕事を終えた後、久しぶりのキャンパスに戸惑いを感じました。学生だった時は自分が大学の一部だったような、そんな実感があったのに、今日は部外者という感覚でした。別に大学が意志を持って僕を排除しているのではなくて、あくまでも僕の意識の変化なのでしょうが、少々悲しかったです。

Pieの他、Heewonもキャンパスにて僕を待っていてくれました。3人でG/Fの中華料理レストランへ行って、近況報告など。2時間ほどの楽しいディナーでした。

その後僕はSKCCの255室の残りの片付けをして、チェックアウト。実質先月末から上水に住んでいるので、それほど感慨深いモノがあったわけではないのですが、今回こそ本当にSKCCから去るのだなぁ、二度とココに住むことは無いんだろうなぁと、少々感傷的に。

思えばうちのMBAプログラムが特殊なのか、これまで何度も「お別れ」がありました。最初は丁度1年前の今頃。12ヶ月で卒業するクラスメートや母国でインターンしてそのまま交換留学〜卒業、というクラスメートとはお別れをしたのでした。

そしてその一つの山が、丁度僕の誕生日でもあった昨年の6月9日に行ったGraduation Dinner

この2ヶ月後にはインターンが終わって交換留学に出るため、またお別れの嵐。僕自身、この時点で一旦SKCCを引き払いました。この時僕は人生の岐路に立っていたのですが、交換留学後にはまた戻ってくるつもりでいたので、SKCC自体にそれほどお別れしたつもりはありませんでした。

その昨年の寮生活最後の日には、なぜか仲良しクラスメート達ではなく、当時急に仲良くなったParttime MBAのEdithと最後の晩餐を一緒するという、不思議な縁。ちなみに彼女とは今も仲が良く、明日も彼氏を連れてうちに遊びに来てくれます。

そしてその晩餐の後、SKCCで最後に会ったのがPieとVictor。二人ともわざわざ部屋まで挨拶に来てくれたのでした。

今日、SKCC最後の日に会ったのがPie。いつもいつも彼女に見送られてばかり。いや、本当は彼女が明日香港を去るので、彼女を見送りに行ったつもりだったのですが。

残りのクラスメート達も、今月末には皆SKCCから退寮していきます。ようやく、本当に卒業したんだという実感がわいてきました。

帰りの彩虹行き小巴に乗っている時、ふと信号停止時左手を見たら、香港島の夜景が見えました。今まで何度となくこの小巴に乗っているのに、今回初めて、この場所から香港島の夜景が見れることを知りました。卒業記念にすてきな夜景をもらった、そんな気がしました。