陸川監督作品のこの映画、一人でこっそり観てきました。日本人だとばれると怖いし...。
主演級は劉燁(リウ・イェ)、范偉、中泉英雄、高圓圓(ガオ・ユェンユェン)、秦嵐等。
例によってあらすじは香港電影迷宮さんのblogをどうぞ。
■[見る][中国映画]《南京!南京!》:2009-05-09 - 香港電影迷宮 blog
劉菀は主演級と書きましたが、実際出てくるのは最初だけ。あんまり出番がないです。高圓圓は中盤以降ずっと出ずっぱり。
正直、監督が何を描きたかったのかいまいちわかりませんでした。日本人の視点も重要視していて、確かにいわゆる抗日映画ではない、ということはわかるのですが。
それにしてもこのような映画を見ると、改めて中国人クラスメートが日本人に対してどのような感情を持っているのか、気になります。
ということで、映画を観た後、友達のMilyと夕飯を食べたので、この映画の話をしてみました。彼女はまだ20代前半と若く、いわゆる愛国教育を受けた世代。
でも話をしてみると想像していた以上に変なバイアスが掛かっていないことがわかりました。愛国教育とはいえ、ちゃんと中国共産党の行いについてもわかっていたし。あんまりこちらがビクつくこともないのだなぁと改めて実感。
とはいえ、この映画はあまり日本人にはお勧めしません。日本で上映されるか微妙ですが。
lovee
日本に上映されないでしょう(笑)
中国人とはいえ、日本を目の敵にする人もいれば、日本が好きな人もいます、それは単なる教育上だけでなく、まわりに接する人間や自分自身の性格にも関係あると思います
例えば、いわゆる愛国教育って言うのは、小学校一年から少なくとも高校三年にわたって計12年も実施されてるもの、ただ中学校に入ってからいわゆる思春期に入って、両親、先生などに言われる通りしなくなっちゃいますので、この時期に愛国教育は逆効果もあり得ます(実際僕もそうでした)
そして(特に本土)賄賂などの問題で生じた政府への不信なども高まって、愛国教育って言うのは果たしてどれくらいの効果を持ってるのでしょうか、これは自分でもそんなに高くはないと思います
そもそも自分からすれば、他人の罪を指摘する余裕があれば、まず自分が犯した罪(第二次天安門事件など)を何とかしてください
おしーた
こーじは
「中国にいる(中国のことが好きな)日本人」
として見られてるからなー。
日本でも、中国でもない、第3の国で出会う中国人については
またちょっと違う感想になるかも?
こーじ
おーしたさん
いちおう「香港好き」と「中国好き」は別物なので、中国人クラスメートにもはっきりそう言っているけどね。中国好き?と聞かれた時も、人と文化は好きだけど共産とは嫌い、と答えてるし。
こんな事書くと中国からこのblog見れなくなるかな…。