とうとう卒業式

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今日をもって名実ともに本当に香港科技大学を卒業です。

卒業式は15時スタートなのですが、せっかく大学まで行くので友達と写真撮ったりランチ食べたりしたいと思い、Sophia & SiSi姉妹とランチの約束をしてました。30分ほど遅れて11時ちょい前に大学到着。大学の入口に小巴で着いた時、クラスメートのBenが家族写真を撮ってました。家族でいるところをお邪魔するのもなんだなと思ったのと、既に待ち合わせに遅刻なので声をかけず。

まずはLG1にて軽くランチです。ランチ食べながら近況報告。彼女たちはイギリスの高校を出て、現在香港科技大学の学部生。卒業までにあと2年あるので卒業式はまだまだ先。ガウンを着ての卒業式ってイギリスでもあまり見なかったそうです。どうなんですかね?>じょん・どーさん

途中同じく学部生のMinaが通りかかって、「これから授業だから終わったら一緒に写真撮ろう!」と言ってくれて去っていきました。僕らは食べ終わってから写真撮影。既にたくさんの卒業生達が思い思いに写真を撮ってます。途中CGI AsiaでインターンをしていたJackyらしき人を見かけたのだけど、写真撮影に夢中で声かけ忘れました。あとからFacebookで「ステージに上がってるの見たよ」と書き込みがあったので、やはり本人だった模様。声かけるべきでした。

なんだか娘達と写真撮ったお父さんみたいですが(T_T)実際結構年の差があるから仕方がない...。

彼女たちは12時から授業とのことで、ここでお別れ。外は意外に暑いので図書館に行って涼みながらiPhoneでメールなどをチェック。Benに余った招待状を渡すのを思い出し、電話して呼び出しました。ほどなくしてBenが図書館まで来てくれて今日来る予定のクラスメートについて教えてくれました。Edgar、Carrie、John辺りは想定内でしたが、シンガポールからJingが来ると聞いてびっくり。卒業式のためだけに来るみたいです。

Benはまだ写真撮ってるところだから、と言って去っていきました。しばらくすると入れ違いでEdgar登場。彼も家族と一緒とのことで、少し立ち話して去っていきました。

1人で卒業式会場にいるのって結構孤独...。外国人だから家族が来れないのはしょうがないけど、ねぇ。

今度は昨日も会ったWolfからsms。彼は式に来る予定はなかったので事前にガウンをレンタルしてなかったのです。なのでどこでピックアップするの?と聞かれたのですが、事前予約した香港在住の卒業生は自宅に送られてくるので会場でのピックアップはわからず。

暫く1人でふらふらして、Cafeの前を通りかかるとWolfが1人ぽつんと立ってました。無事ガウンをゲットし、これからProfessor Nasonとランチ食べながら就職相談だそうで。待ち合わせ時刻の13時を過ぎてもNasonは現れず。Wolfは入場証をまだもらってないとのことで取りに行きました。僕が代わりにNasonを待ってみました。

が、現れず。代わりにLeoが彼女を連れて登場。彼も来ると思ってなかったのでビックリ。彼は昨日のディナーをドタキャンしたので当分会えないと思っていたのですが。写真を一緒に撮ってもらい、彼らはCafeへランチに。

それでもNasonは現れず...。Wolfが戻ってきてそのことを伝えて、僕はMinaに会いに行きました。会うのは...半年ぶりくらい?Facebookではやり取りしてるけど。一緒に写真撮ったり、彼女の東京旅行の話を聞いたりしていたら、あっという間に14時近く。15時式開始ですがなぜか14時までに体育館に参集することになっていたのです。なのでMinaと別れて、体育館に向かいます。

体育館では学部、専攻ごとにエリアが区切られていて、そこで他のクラスメート達に会いました。Vincent、John、AlexにHildaは想定内ですが、ソーシャルイベントに一切出てこなかったSunnyがいたのにはビックリ!1年以上ぶりですが全然変わってない様子。残念ながら挨拶程度しか話す機会がなかったのですが...。

ここであと1時間近く何をするのだろう、と思ったら、参加者の出欠のみならず、式の簡単なリハーサル。なるほど、どこでリハーサルするのかと思ったらココでやるのですね。それでも時間は余っているのでみんなでおしゃべり。

15時ちょい前に整列して移動開始。移動している時に中国人クラスメートのAnnieが来ていたことに気がつきました。彼女は蘇州で働いているので当然来れないと思っていたのですが。彼女も式だけ出てそのまま帰ってしまったようで、話す機会が無く。残念。

会場はアカデミックビルの地階全域。指定されたシートに座り、学長、及び学部長のお話から始まります。卒業式は3日間に別れていて、昨日はEngineering School、今日はManagement School、明日はHumanity Schoolとなっています。

学長はまずはHKUSTが開校17年にもかかわらずアジアでトップスクールになっていることについて触れています。あ、スピーチは全て英語です。広東語しかわからないゲスト(家族や友達など)のためにレクチャールームで広東語翻訳&プロジェクター放映をしていたみたいです。

また、こんな経済状況で就職難、もしくは就職しても希望のポジションやサラリーを得られなかった卒業生も多いと思うけど、楽観的になって前向きにがんばって欲しい、とのお言葉。

学部長も同様のスピーチをし、スピーチタイム終了。その後は学生一人一人がステージに上がって学部長と握手していきます。日本だと卒業証書授与、ですが、僕の卒業した日本大学は学生数が多すぎるため、学部毎にトップの成績を取った人が代表で受け取っていました。

HKUSTの場合は全員ステージに上がって握手。成績優秀だった卒業生は名前の前に「成績優秀者」と呼ばれ明確に区別されますけど。僕は言うまでもなく...。

これが非常に長い。途中で寝てしまいました...。だって眠いんだもん。することないし。

MBAは最後の方だったので、最後の最後に自分の番になりました。僕らは学部長ではなく、プログラムディレクターのProfessor Dekreyが握手担当です。自分の時ってあっという間に終わっちゃうんですよね。

式が終了後、Alex & Hildaカップルと写真を撮ってから、MBA Student Loungeへ。ここで大学全体とは別に、MBA向けレセプションが予定されていたのです。

集まったのはFull-TimeとPart-Timeの学生両方、ですが、圧倒的にPart-Timeの学生の方が多いです。母集団がPart-Timeの方が2倍近いので当然と思うかもしれないけど、参加比率もPart-Timeの方が高いのはなぜでしょう?彼らも今日は仕事を休んできているのはFull-Timeと同じ筈なのに...。

こちらはFull-Timeだけでの集合写真。既に何人かは家族がいるからとレセプションには来ず。寂しい...。その代わりHeewonがレセプションだけ参加。

お世話になった教授陣も顔を出してくれました。驚いたのは、超苦手だった統計学のProfessor Jamesが僕のコトをしっかり覚えていてくれたこと。クラスでは目立たなかった筈なのに...。でも嬉しいモノです。Professor Larryもちらっと顔を出して、一言スピーチ。「ビジネス論理&法律のクラスで学んだことはまだ覚えてるか、みんな?」...。うーん、厳しい...。

18時半過ぎに、Wolfがガウンを返しに行くというので僕も一緒に返すことにしました。香港人達は「どうせお金払ったんだから、期限ぎりぎりまで借りといていろんな所で写真撮影しないと損だよ」と言います。どうりで10月末から11月末にかけて、香港科技大学のあちらこちらでしょっちゅうガウン着て写真撮影しているわけだと納得。彼らはガウンが届いたら毎週のように大学に様々な友達とやってきて写真撮影に興じていたわけです。一種のコスプレ?

今日返さなくても、期限までに香港内にあるいくつかのクリーニング屋さんに行けば返却可能ですが、平日の就業時間中に返せる可能性は少ないので、僕は今日返しておくことにしました。

返し終わった後、そのまま2人でUni-Barへ。WolfがMBA1年生のEugeneを夕飯に誘っていたので。Edgar、Heewon、Carrieも後から来てくれました。5人で色々しゃべりながら夕飯、だったのですが、レセプションで食べずに飲み過ぎたためか、猛烈な眠気に...WolfとEugeneの話はあまり聞いてませんでした。ごめんよ...。

20時半頃お開きにして、帰宅。暫く大学に来ることも、これで無いのだなぁとちょっと感傷的になりました。