以前書きましたが、HKUST MBAAAもスポンサーになっている、和富千禧企業家精神計劃(Wofoo Millennium Entrepreneurship Programme、略称MEP)にメンターとして参加することにしました。
今年で十回目となるこのプログラム。香港の教育制度をちゃんと理解してなかったので中学生が対象だと思ったんですが、実は高校生対象でした。日本だと高校二年生くらいにあたるらしいです。
本日はオープニングセレモニーで、自分が受け持つ生徒と会える、というので参加してきました。今年のMEPは100人近いメンターと600人ほどの高校生が参加とのことですが、本日はその8割くらいが参加。ちなみにうちのMBAAAからは33人メンターとして参加するそうで、1/3がHKUST MBAAA。素晴らしい貢献度です。
でも、今年のオープニングセレモニーに来ていた非広東語スピーカーは僕だけ。ということで全て広東語で行われました…。広東語も勉強しないと。ちなみに僕が初の日本人メンターだそうです。光栄です。
僕の担当するチームは17歳の子たちで、男の子がチームリーダー、あと女の子3人(うち1人は本日欠席)。素直でいい子たちっぽいです。
日本人がメンターになる、ということで和富社會企業の方で英語がしっかり出来る生徒さんを選んでくれたみたいですが、それでも彼らは「英語が下手だからちょっとナーバスになってます」と言ってました。僕の高校生の頃と比べれば…なんて話をして緊張をほぐしておきましたけど。
香港理工大学副学長のお話などが終わったら、メンターだけ集まって今後の進め方や過去メンター経験のある人から経験談を聞きます。メンター経験があるのはMBAAAの1人でもあるStanleyで、彼の奥さんが僕に英語で通訳してくれました。多謝!
彼の話によると、
・高校生達は基本的に消極的
・生徒によって参加した動機が違う(起業に興味がある子もいれば、先生に言われて仕方なく、という感じの子もいるらしい)
・一度もメンターに連絡してこなかったチームもあるので、適切なタイミングでメンターからコンタクトを取る方がいい
・最初の2ヶ月が重要で、そこでしっかり信頼関係を築くことをオススメする
・メンターに依存しっぱなしにならないように気をつけるべき
とのこと。
メンターだけのブリーフィングが終わって、チームメンバーと今後の進め方を話し合います。そこで僕はブリーフィングで聞いたことを参考に、各人になぜMEPに参加したのか聞いてみました。
ビジネス・起業に興味がある、というフィードバックがあったのでちょっと安心。モチベーションは高そうです。
どんなビジネスのアイディアがあるか聞いたのですが、方向性は既に決めていて、あとはそれをどうMEPのコンセプト、「Glowing Life, Growing Opportunities」に沿ってプランを作っていくかを考える必要があります。
この場で決めなくてもまだ時間はあるし、下調べも必要でしょう、という話をして、来週土曜日までに下調べをして、その時にプランの骨子を決めることにして、今日は終了。
毎週時間を割く必要は無さそうですが、ちゃんと適切なタイミングでコミュニケーションを取っていく必要がありそうです。僕自身MBAで学んだことをもう一度おさらいしておいて、彼らに有益なアドバイスを出来るようにしないとなと改めて実感しました。
じょんどー
すごいなー。
僕にも有益なアドバイスください。
て、それはさておき、
香港の高校生が日本や日本とのビジネスにどのくらい関心があるのか、
興味があるなあ。
僕のカーディフ時代の香港人コースメイトは
(テレビのレポーターしてるらしいよ。見たことあるかもね。)
最近、日本語を再び勉強しはじめたらしいけど、
日本語を勉強しようって香港の若者って
どのくらいいるもんなのかな?
調査報告よろしく(笑)!
こーじ
じょんどーさん
いやいやいや、じょんどー先生にお教えするようなことはございませんわ。
ご質問の件は既にお答え済、ということで…。
テレビ普段見ないからわかんないけど、名前教えてくれたらちょっと見てみます。