徒然なるエッセイ

香港在住のパーティ・ガール、ルイさんによる、香港のパーティワールドを語った本です。

昨年香港で有名なフリーペーパー『コンシェルジュ』の表紙を飾っていたルイさん。blogを持っていたので読み始めたら、読み出したらはまってしまいました。

この本もblogを読んでから、発刊されていることを知りました。読んでみて思ったのは、まずルイさんと彼女の親友でこの本にたくさん出てくるピロリさんについて、ほとんど紹介がないことが残念。blogの読者ならいらないけど、それ以外の人が手に取った時「この子達だれ？」ってなってしまうと思います。

これはルイさんのせいじゃなく、このエントリにあるように、編集上やむなく削られたそうです。その編集判断は間違っていたと思うんだけど…。

読み始めてしばらくは「なんだこのクレイジーな子」って印象になると思うのですが、あとがきまで読むと、彼女がタダのパーティ狂いのおつむの悪い子、ではなく、ピロリさんの言うとおり「知的なバカ」であり、強い信念と自分を見失わない強さを持っていることがわかります。

僕とは住む世界が違うので同じ香港にいても出会うことはないでしょうが、これからも香港のパーティワールドをblogという窓から覗かせてもらいたいと思ってます。