HKUST MBAAA The First Exco Meeting

今日はHKUST MBAAA Excoの一回目のミーティングを行いました。

目的はチームビルディング及びMBAAA Excoを通じてどんな目標・目的を達成したいか、ということを話し合うこと。

20時集合で、22時半過ぎまでみっちり話し合いました。途中、ワイン会社勤務のExcoメンバーが差し入れてくれたスパークリングワインでみんなで乾杯したけど(笑)

みんなそれぞれMBAAAという場を通じてやりたいことが色々出てきましたが、思うに多くの「やりたいこと」は実は方法論であり、先に我々はもっと本質的に解決しなければいけないことを明確にする必要があるように思いました。

それらの問題を解決するための方法論として、各種イベントの企画立案実行、ということになるんだろうと思うのです。

議論の中で出てきた話を抽出すると、大きく分けて3つの課題を、HKUST MBA及びMBAAAが抱えています。

1. ブランディング
いくらFTで世界9位になっても、実際の所まだまだHKUSTのMBAプログラムは一般的に知名度が低いです。香港の中でも(大学として)香港大学、香港中文大学はトップスクールとして名前が知られていますが、香港科技大学はその次扱いになっています。まして他の地域、特に日本では誰も知らないのが現実。

これでは優秀な学生を呼び込むのも簡単ではないし、また卒業生達のキャリアにも影響があります。逆に知名度が上がればMBAAAとしても様々な企業やNGO/NPOとコラボレーションをし、卒業生達により付加価値の高いイベントを企画することが出来るはず。

2. 卒業生のHKUST MBA/MBAAAへの帰属意識の低さ
2005年以降入学した学生達は、MBA OfficeがMBAAAの永久会費を肩代わりしてくれるため、学生全員が自動的にMBAAAのメンバーになります。そのため2007年以降の卒業生達は割合MBAAAのイベントへの参加率も高いし、貢献度も高いのです。

しかしそれ以前の卒業生達は永久会費HK$500を払って任意加入のため、必ずしも全員がMBAAAのメンバーなわけではありません。そのためMBAAAの存在すら知らない人たちもいるようです。せっかく同窓組織があって他の世代の卒業生達とのネットワークを活用出来る場があるのに、その場を知らないため、MBAAAのメンバーも先輩方へのコネクションが切れている状態。これは非常にもったいないです。

3. 現役の学生と卒業生とのつながりの欠如
上記2にもからむのですが、MBAAA企画のイベントに来れば現役の学生と卒業生は容易に知り合うことが出来るのですが、実際には帰属意識が低いため、イベントに来てくれる卒業生の顔ぶれは大体固定しているのが実情。そのため現役の学生達がもっと卒業生達の間にネットワークを広げたくとも、上手く広がらないのです。

さらにHKUST MBAへの帰属意識が低い卒業生が多いためか、MBAAAの卒業生データベースを通じて現役の学生達がコンタクトを取っても、つれない返事や無視されるということが結構起こっています。

他にも色々課題はありますが、僕がみんなの意見を聞きながら思ったのは上記。今後これらの課題をもっと煮詰めて、優先順位をつけて、それを解決していく手段として、MBAAAはどのような働きをすべきか、決めていく予定です。