倒壊ビルへのチャリティ運動

先週末、紅磡にある築55年の唐楼が突如崩壊する、という事件がありました。

詳しいことはジャパナビりえさんのblogにあります。

大件事!:ジャパナビりえ的香港TV道

築55年というのはかなり古いですが、そのくらい古い唐楼はいくらでも香港で見ることが出来ます。

唐楼ってなに?と言う人は以下のりえさんのblogをご覧ください。

唐楼カフェ日和 :ジャパナビりえ的香港TV道

ってこのblogのエントリの中に既に「今にも朽ち落ちてきそうなオンボロビルも多いものの」って書いてあるし!

一階部分がアーケードのように歩道に出っ張っていて、その上に2階以上の部屋があるタイプを騎樓と呼ぶらしいのですが、今回崩壊したのもまさにこのタイプのビルらしいです。

見た感じ不安定な感じがしていましたが、やっぱり…。

そんな大事件の翌日、その崩壊した建物の前を通る路線の小巴が無料運転をしていたそうです。

香港/倒壊ビル、ミニバスがチャリティ活動:Skytrainの香港駐在日記

料金は任意で入れることが出来、それはそのまま寄付金になるんだとか。粋な計らいをしますね。こういう草の根的なチャリティ運動がささっと始まるのは香港の特徴かもしれません。

香港政府はいわゆる「小さな政府」であり、公的なセーフティネットがほとんど存在しない、という理由からだと思うのですけどね。