星野博美さんの新しい著書です。といっても発刊は2008年ですが。
元々は中国専門誌CHAIという雑誌に載せていたものの途中で連載中止した文章を元に、新書を書き上げたモノです。
ココに描かれている中国は星野さんの処女エッセイ集『謝々(シエシエ)!チャイニーズ』よりも前、香港中文大学へ交換留学に来ていた時代で、約20年ほど前の世界。
たった20年前なのに、そこで描かれている人民達の姿は今の中国からは想像できないくらい!また星野さんの視点を通じて、中国以外の国の人間が当時の中国でどう折り合いをつけていくのか、というのを疑似体験できます。
愚か者、中国をゆく (光文社新書)
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星野博美
光文社
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愚か者でもいいと思いますおもしろい、一冊
生ぬるい
20年の時空を越えて
中国の常識と日本の常識は違うのです。