香港で20年以上続いている日本人ビジネスコミュニティランチミーティング、八日会で上記の題目で10分程のスピーチをしてきました。
といっても依頼されたのは前日…八日会では年間計画でほぼスピーカが決まっているのですが、今日のスピーカの一人が急遽来れなくなった、とのことで、僕にお鉢が回ってきました。
前日の依頼だったので準備にかけられる時間も限られており、配布資料無しかつ自分の経験談のみに基づく内容でやるしかなく。しかし参加者が製造業ばかりでないので他の業界でも活用出来るような話にまとめるようにして内容を決めました。
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[参加者]
製造業、金融業がほぼ3割づつ、残りはサービス業その他
[キートピック]
華南製造業がIT導入後にぶつかる活用の課題の主な原因。基本は人の問題であり、IT技術系の問題ではない。
1. 離職率の高さ
→ワーカーに比べれば低いがスタッフ部門でも日本に比べると離職率は高い。さらに突発的に辞めるケースもままあり。
2. 引き継ぎの下手さ
→突発的に辞められた場合は引き継ぎが十分でない。時間がある場合でも表面的な業務の流れ、システムの使い方の引き継ぎで終わってるケースが多い。
3. 業務の意図が共有化されない
→表面的な引き継ぎで終わっているため、どういう理由・条件でその業務があるのか、という部分が見失われている。そのため突発的なエラーやイレギュラーな対応が出来ない。また業務の必要性が判断出来ないため業務改善が進まない。
[対応方法]
高離職率と引き継ぎの改善をはかりつつも、それらをむしろ前提条件として考える必要有り。そのため生産現場における改善活動同様、業務の見える化、標準化が重要。またマネージャ層に業務の意図をしっかり理解させ、業務改善も業績評価対象であることを徹底させて、よりいっそうの改善を進めていく。
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こんな感じの話ですが、自分の中では60点。英語で話すより楽だろう、と思っていたのですが、丁寧語がとっちらかる始末…そのうえついつい早口になってしまいました。日本語勉強せねば。
僕の前に日本銀行香港事務所の所長さんが、配付資料ありでマクロ経済の視点から広東省の経済現況をお話しされて、これと比べられるのはツライ、と正直思いましたよ…。
この八日会でお会いした起業家のRisaさんから、今夜蘭桂坊に飲みに行きませんか、と誘われ、迷ったあげく1時間の予定で参加することに。
3,4人で飲むかなと思って行ってみたら、10人くらい来ていてしかも全員香港人でちょっとヒキました…。うち5人は日本語も上手だったので会話には困りませんでしたが。
20代の可愛い女の子から「年は30歳くらい?」と言われて思わずThank youと言ってしまいました。実年齢信じて貰えなかったので香港IDで生年月日見せたけど、それでも信じてくれませんでした。店内の暗い間接照明に感謝!
で、けっきょくその可愛くて心優しい(笑)女の子と話が盛り上がったので3時間半も居座ってしまいました。でも夕飯食べずに来たら飲みだけだったのでちょっと酔い。22時半に切り上げて一人上環の羅富記でお粥を食べて帰宅。