『維多利亞壹號』観ました。

何超儀(ジョシー・ホー)主演。他の出演者は陳亦迅(イーソン・チャン)、葉璇(ミッシェル・イエ)、單立文(シン・ラップマン)、曾國祥(デレク・ツァン)、周俊偉(ローレンス・チョウ)、麥俊龍(ジュノ・マック)、王青、廬海鵬(ロー・ホイパン)、鮑起静(パウ・ヘイチェン)、徐少強(ノーマン・チョイ)、林耀聲、谷祖琳(ジョー・クー)、余力為(ユー・リクワイ)等。彭浩翔(パン・ホーチョン)監督作品です。

例によってあらすじは香港電影迷宮さんのblogでどうぞ。

■[見る][香港映画]《維多利亞壹號》:2010-05-13 - 香港電影迷宮 blog

これは三級片。かなりエログロな場面が出てきます。特に始まって冒頭からかなり見てて苦しくて痛々しいシーン。とにかく主人公が維多利亞壹號の住人を殺しまくります。デート向きの映画ではないです。カップルたくさんいたけど(^^;。

殺しまくるその理由というのがふるってる、というか、香港的というか。途中で想像はつきましたが。

香港の不動産の高さと値段の変動率は狂ってます。実はつい最近大家から値上げ通告有り。住み始めて1年経ったところで契約上は大家に値上げの権利が発生するのです。

その値上げ幅がなんと16%!こっちの所得は全く変わってないのに、家賃だけ16%も上げられたらたまったものじゃありません。近所の相場からみても割安すぎる、というのがその理由らしいです。確かに昨年来香港の不動産相場は平均で30%位上がっている、という話もあるので、根拠不明ではないのですが。

しかし16%上がると支払額がHK$7,000/月近くになり、だったらもっと灣仔オフィスに近いところに引っ越そうかな、と思います。なので引っ越し先のリサーチや引っ越しに伴う総費用を考えたいので、値上げについての答えを保留しました。

そしたら10分後にまた電話があって、値上げ幅を10%に値引きしてきました…。現在の家は香港では珍しく家具付きなので、次に引っ越すときは新規で家具を買う可能性が高いです。それらの費用など織り込むと、10%であと1年手を打つ、というのは合理的。ということで、あと1年は同じ場所に住むことにしました。

しかし香港の大家はどん欲ですね…。『維多利亞壹號』の主人公の気持ちが分かりました。同じ事は絶対しませんが…。