プレゼン、じゃなくてお芝居

先日書きましたが、MEPにて僕がボランティアでメンターをつとめた高校生チームが、100チーム以上の中からベスト16に選ばれました!

ベスト16に選ばれると次はプレゼンテーションによる審査で、3チームまで絞り込まれます。ということで、本日はそのプレゼンのための打合せ。プレゼン自体は来週の土曜日に行われるので、あまり時間もありません。

今日の打合せは、MEPから取材に来るのと、彼等の担任の先生も参加したい、ということで彼等の学校に行ってきました。いやぁ、高校に入るなんて久しぶり。香港の高校に入るのはもちろん初めて。

場所は車公廟駅から徒歩5分ほどの閑静な場所にあります。新鴻基グループのオーナー夫人が寄付して出来たそうな。

チームの子たちは皆制服。曰く、学校に来るときは制服着用必須だからしょうがない、とのこと。いつも私服だったからそうは思わなかったけど、彼等も高校生なんだとイマサラながら再確認(笑)

物珍しく学校内を写真撮ってたら高校生達に笑われちゃいました...。

14時からミーティング開始。プレゼンをどうするかというテーマだったのですが、彼等の担任の先生からの意見で、通常のプレゼンではなくお芝居仕立てでやることになった、と言われてビックリ仰天。

そんなのありか?と内心拒否反応が出たのですが、彼等の担任は過去数年生徒達をMEPに送り込んできているのでお芝居仕立てが審判に拒否されることはない、ということは織り込んでるはず。

また僕のMBA時代を思い起こしても、プレゼンの一部をお芝居でやったことはありました。他のチームとの差別化も考慮すると、お芝居は悪くないアイディアではないかと思い直しました。

担任の先生は会計の先生でかなりDetail Orientedだそうで、彼女が来る前に色々話しておきたい、と14時から開始しました。実際先生がMEPのスタッフを連れてきたのは14時半。

お芝居の筋書きはおおよそ出来上がっているようなので、とりあえず簡単に説明して貰いました。その中で足りない部分、協調して伝えた方が良い部分や、QAセッションでの想定問答など、通常のプレゼンと同様のアドバイスをしました。

またMEPのスタッフがデジカメの動画機能で、高校生達にインタビュー。彼等だけかと思ったら僕にも一言、「高校生達のどこが非常に良かったか教えて欲しい」というので、簡単に一言。初めて会ったときから一貫して食を通じた香港社会への貢献を考え続けて、首尾一貫しているところが非常に良い、と答えました。貢献方法については当初のアイディアとはかなり変わりましたが、目的はぶれなかった、その一貫性がすばらしい!

16時近くにミーティング終了。来週土曜のプレゼン、僕も見学できるかMEPの担当者に確認して貰い、見学できるなら是非見学したいと思ってます。

そうそう、ミーティングの前に彼等から僕の誕生日プレゼントを貰っちゃいました!

日本酒です...日本人だから酒好きだと思われているのか...嬉しかったけどね!