Twitterで、仲良しMakeIT仲間のいわもとさんが上海行く話をつぶやいていたので、それに乗っかって上海で合流することにしました。これが実質夏休み。
いわもとさんは大学の研究室時代のお友達と明日から来るとのこと。僕は早めに入って上海にいる友達と会おうと思い、金曜日出発に。朝9時の便だったので、起きる時間は普段通り6時...眠い。
深圳宝安空港に着いたらもう8時過ぎ。ちなみに香港空港から飛ぶと値段が1.5倍以上、場所は上海浦東空港のみなので、いつも深圳から飛んでます。10月から香港-虹橋便も出来るらしいですが。
朝食食べる暇無く、自動チェックイン機でチェックインし、ゲートへ。既に搭乗開始していたのでそのまま乗り込みました。腹減った...。
機内では何故か『猟奇的な彼女』のテーマソングがかかっていました。南方航空なんですけどね。右隣はアメリカ人のご一行で、英語で大声で話してました。うるさいなぁ、と思いつつ、席についてすぐにおやすみ。
気がついたら9時半。だけど飛んでる様子は全くない...やっぱり遅れてるのね。万博が始まって以来、上海便は常にディレイ、というウワサの通り。それもあって前日入りすることにしたのでありますが。
結局アナウンスがあって10時半頃離陸、とのこと。その代わりすぐに朝食代わりの軽食を持ってきてくれました。さくっと食べてまたお休み。
気がついたら11時半過ぎで既に飛んでました。そして到着は12時20分。予定より1時間半ほど遅れましたが、まぁ想定内。
但し今日は香港中文大学MBA卒の友達Christinaとランチを上海で食べる予定だったので、遅れるという連絡をSMSにて。14時に南京東路にて待ち合わせにして、僕は先にチェックインすることにしました。
今回は出張では無いし、節約節約と地下鉄で街中に出ようと駅に向かいました。上海虹橋空港ターミナル3の地下に地下鉄は直結。これは便利。
しかーし、問題発生。券売機が100元札を受け付けず...。4台あるのに全部50元札まで。偽札対策なのかもしれませんが、小銭を持っていなかったため切符を買えず。あきらめてタクシーで移動することに。
灼熱の上海で10分ほど並んでタクシーに。乗ったら40分ほどでホテル到着。今回はやはりけちって280元/泊ほどのホテルにしたのですが、部屋に入ってけちりすぎたとやや後悔。狭いしちょっと臭い...ま、寝るだけだからガマンしなきゃ。
すぐにホテルを出てタクシーを捕まえ、一路南京東路へ。というのも最寄りの地下鉄まで10分歩く、と言われたので、その気になれず。涼しければ良いんですけどね...。
14時ちょっと過ぎに南京東路の百聯世茂国際広場前にてChristinaと合流。彼女は僕の勤務先である灣仔のオフィスから徒歩5分の所で働いているのですが、出張に激務にと忙しくてなかなか捕まらない子。たまたま今回同じタイミングで上海にいる(当然向こうは出張)ということで、一緒にランチすることにしていたのでした。
近くの『泰康汤包馆』に入って小籠包と生煎(日本で言うところの焼き小籠包)をオーダー。彼女は何度となく上海に来ているのですが、毎回タイトな出張スケジュールのため、こういうローカルなお店には来たことがない、とのこと。ここはまだ観光客向けで、ドローカルではないけどね。
熱いうちに小籠包を食べながら彼女のキャリア上の悩みを聞き役に徹しました。滅多にない、ものすごいいいプロモーションのチャンスを貰ったけど、その職務への責任とワークライフバランスの取り方でかなり悩んでいる様子。そうでなくても今忙しすぎて友達はおろか家族と過ごす時間も少なくて大変みたいなのに、そのチャンスを掴めば今より確実にプライベートの時間が無くなることは目に見えてます。
このご時世ものすごく贅沢な悩み、ではありますが、本人にとっては非常に悩ましい問題です。
一通り食べ終わった時点でまだ15時。お店を変えてコーヒーでも飲もうと目の前のスターバックスへ。しかし空席が無く、結局近くにあったメリディアン系列のホテルのカフェへ移動。なかなかおしゃれな空間でした。
モカを飲みながら、さっきまでのまじめな話から、今年入ったCUHKの新入生の話など、小一時間ほどおしゃべりし、16時過ぎにホテルを後に。16時半から自社上海現法で打ち合わせを入れていたため...。一応プライベートな旅行ですが、折角来たし、素通りもなんだかなと思ったので。
歩いて行けるところではありましたが、Christinaの社用車で送ってくれるとのことで、ありがたく乗せて頂きました。ちなみにレクサスでした。良い会社で働いてるなー。
オフィスの入っているビルの前で降ろして貰ってお別れ。そして18時頃まで打ち合わせ等。
その後オフィスビルの目の前にあったスターバックスに移動して、ラテ飲みながら上海情報の検索など。ここ、WiFiがない、というめずらしいお店。こんなこともあろうかとPocketWiFiを持ってきていたので、こちらで通信。
19時過ぎにスターバックスを出て、今夜の夕飯のお店へ。夕飯のお店はHKUST MBAで2学年下のKojiさんが取ってくれたのでした。
しかし上海の交通事情をすっかり忘れていましたが、タクシーが捕まらない!10分ほどあたふたしたあげく、ぴゅーっとやってきたバイクの白タクと交渉して乗ってしまいました...。我ながらローカル化しちゃってるなと...。10元だったのでタクシーより安かったですが。
お店は『Lost Heaven on the bund (花马天堂云南餐厅)』。外見からして、欧米人の好きそうな感じだなぁと思ったら、やっぱりそうで、中に入るとモダンシノワーズなお店で半分くらいのお客さんが欧米人。
僕が一番乗り。暫くするとHKUST MBAの中国人クラスメートMarkが登場。彼と会うのは1年ぶりくらいかな。元気そうで何より。現在急成長中のホテルのベンチャーへの参画を検討中だとか。
さらに北京大学留学時代に出会った台湾人Howardが来てくれました。彼はトロント大学MBAから清華大学MBAへ交換留学していて、僕が清華大学主催のWelcome Partyに参加した時知りあったのです。彼は現在上海にてペプシのマーケティングをしているとのこと。
さらに遅れてKojiさん到着。今宵はオトコ4人でがっつり雲南料理を。といってもかなりモダナイズされてますが。Markは貴州省出身なので、雲南料理は結構知っているはず、なので、彼にオーダーをお任せ。青島ビールを飲みながら、美味しいモダンチャイニーズに舌鼓を打ちました。
キャリアの話やクラスメートの現況から、MBA生活の総括まで、話題は尽きることなく。僕の総括としては、香港で就職出来たことと、アジア中にネットワークが出来た、ということ。こうしてふらっと上海来てもあって色々話が出来る友達がいるのは、香港科技大学にMBA留学していなかったらあり得なかったこと。
そんなこんなで22時近くまでおしゃべりし、再会を約束して解散。
Kojiさんがお勧めだというので、足マッサージのお店へ。たまたま僕のホテルからも割と近いところでした。2人でマッサージを受けている間、テレビではなぜか香港映画が...。
映画は『戀上你的床』という2003年の映画。古天樂(ルイス・クー)と鄭秀文(サミー・チェン)主演で、二人とも若い!しかし途中から劉青雲(ラウ・チンワン)と蔡卓妍(シャーリーン・チョイ)がメインみたいな流れになり...ぐだぐだな内容でした...新宿でのロケもあったりとお金かけてる感じではあったけど。
丁度映画が終わる、90分でマッサージも終了。今回初めて足の角質取りもチャレンジしましたが、取れる取れる!ものすごい量の角質ががりがり取れて、足も非常にすべすべにになりました。たまにはお手入れした方がいいんですね。
しかしこのマッサージ屋、Kojiさん曰くエロマッサージはないところだ、と聞いていたのですが、お店を出る前にトイレに行ったらトイレ内に避妊具の自販機が...ということは??(笑)
マッサージ後、Kojiさんとお別れし、タクシーでホテルへ。